本当なら大変なニュースです。本当だと思いますが。
NHKのWEB NEWSより、内容を抜粋させていただきます。
中国では、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、マスクをつけて体育の授業を受けていた中学生が死亡する事故が発生しているようです。
(「マスクをつけて体育の授業」近い将来、日本でもこのような状況はありそうです。)
中国の地元メディアは、運動する際は、医療用の高性能マスクをしないほうがよいとする中国の専門家の指摘を伝えているようです。
体育の授業で長距離走などをしていた生徒が急死する事故が3件相次いだそうです。
(体育の授業で長距離走、子を持つランナーとして非常にやるせない事故です。)
いずれもマスクをつけていたということで、中には、「N95」と呼ばれる医療用の高性能マスクをつけていた生徒もいたということです。
中国の専門家の話として、N95マスクを長い時間つけていると呼吸に影響があり、これをつけて激しい運動をしないほうがよいと指摘する一方で、安全な距離を保てるのであればマスクをしなくてもよい、と伝えているようです。
中国の地方政府の中には、すでに体育の授業ではマスクを着用しないよう求めるなど対応に乗り出すところも出ているようです。
ランニング中のマスク論争
日本でも4月上旬にベルギーとオランダの共同研究の論文が話題になりました。
出典元:GIGAZINE
人の後ろを歩く際は4~5メートル、自転車は10メートル離れる必要ありと新型コロナウイルス感染対策の新たな論文で指摘されるといったものです。(4月末時点で学会の査読を経たものではないようです。)
https://gigazine.net/news/20200410-coronavirus-walk-run-bike-slipstream/
ランニング中のマスク論争については以前からブログに書いていますが、「みやすのんき」さんのnoteの記事がとてもまとまっているとわたしは思っています。(ど素人が偉そうにすみません)
みやすさんのFacebook、Twitterから入るとすぐに見られます。
わたし自身は科学的根拠としては、今ある情報の中でみやすさんの書いていることにど素人ながら、賛同している部分があります。
ただ科学的根拠は置いておいて、世の中が「マスクをつけて走る」というのがエチケットであるとしている以上、現在はマスクをつけて走っています。
学会の査読を経たものではなく、感染症学などの医療研究が含まれたものではない空気力学の専門家がおこなった研究の論文が、世の中の常識となりエチケットとなっているのです。
しかしながら、マスクをしないランナーさんに不快感や怒りを感じるランナーさん、不安を感じる非ランナーさんがいる以上、現在はマスクをつけて走るようにしています。
「富土通(フドツウ)さん、見ました?昨日のニュース!」
「ランニングするときは100m離して走らないと駄目みたいですよ!」
100m・・・・
(えっ、10mじゃないの?)
って
こんな風に情報って正否にかかわらず
伝わっていってしまうのだな~
そして仮に「否」であったとしても大衆が賛成すれば、それが「正」となるということを
つくづく感じました。
【記事:芋太郎ブログ富土通(フドツウ)】