imotaro

今日もとにかく暑かった。

競技者でもないのに、こんな暑い中走るなんてちょっとヤバい人しかいないような気もする。

事実、昨日今日といつものランニングコースで走っている人はほとんどいない。

散歩しているおじいちゃんや、犬の散歩をしている人はポツポツいるが。

が、そんな中、今日は見覚えのあるランナーが現れた。

頭にタオルを巻いて、なぜか軍手をして走っている60歳くらいのランナーだ。

そんなに速いペースで走っている訳ではないが、完全にフォームができあがっているベテランランナーという雰囲気。

今日は三浦マラソン?のTシャツを着ていた。

この三浦マラソン?オジサンだが、すれ違うときに必ず左手を少しだけ挙げて挨拶?をしてくれる。

最初、その様子を見た時は「たまたまランニングフォームの流れの中で左手を挙げたのかな?」とも思ったのだが、その後、すれ違う度に左手を挙げ少し頭を下げているので、間違いなくこれは挨拶だと思う。

よって私もこのオジサンとすれ違う時には、頭を少し下げて挨拶をすることにしている。

この三浦マラソンオジサン(三浦マラソンのTシャツは今日が初めてなので、どちらかと言うと軍手オジサンの方が良いのかもしれない。軍手はいつもしているので。)がランニングコースに現れる日には。すれ違ったり、追い抜いたり、遭遇回数が多い気がしていた。

そして、今日、その理由が判明した。

三浦マラソンオジサン改め、軍手オジサンの走り終わりのタイミングを見てしまったのだ。

なんと、私の10㎞のスタート・ゴール地点と全く同じところで走り終わっていた。

このコースを走るときは、川沿いを5㎞上流に向かって走り、そこから折り返して5㎞帰って来るという単純なコースだ。

そして、私はこの軍手オジサンと折り返し地点である5㎞地点でよく暗黙の挨拶を交わしている。

つまり、このオジサンは私と同じ10㎞コースを走っている可能性が非常に高いのである。

そして、近所に住んでいる可能性も高いと言える。

この暑さの中、水分も持たずに60歳前後の人が10㎞を走っている…

ペースはそれほど速くないとはいえ、だいぶスゴイ気がする。

軍手オジサンは走り終わっても飄々とした表情でランニングコースから去って行った。

さて、軍手オジサンの話はこの辺りで終わるとして。

本日は完全に暑さにやられた。

12㎞ タイム1:03:11 平均ペース5:16/km

5㎞地点と7.5㎞地点で2回ほど休憩している。

軍手オジサンとの暗黙の挨拶がなければ、もっと精神をやられてタイムが遅くなっていただろう。