今週のトレーニングは不発続きだった。
10月17日火曜日の五・一五ランは最初の5㎞でスピードが全く出ない。速攻で足が重くなる。
10月18日水曜日は前日のリベンジマッチだったが、開始2㎞で足の重さに精神がやられ、二・二六ランとかいう訳の分からないことを言い出す始末。
ということで10月19日木曜日は思い切って休んだ。
そして、本日、10月20日金曜日。
私は原点に返った。
私はなぜ、五・一五ランなどという訳の分からないトレーニング法をやっているのか?
その怪しい五・一五ランの記録が悪いとなぜテンションを下げてしまっているのか?
「これでは五・一五ランのために生きているようなものじゃないか…。俺は五・一五ランが速くなるために生まれて来たんじゃない。そう俺が速くなりたいのは21㎞なのだ!!」
考えてみれば、五・一五ランなどいくら失敗しても良いのだ。いくら遅くても何も問題ないのだ。
要は21㎞が速くなりさえすればそれでいいじゃないか!!
まさに原点回帰であり現実逃避である。
日曜日に21㎞を走ってから、中4日ではあるが21㎞走を敢行してみた。
自滅覚悟である。
行けるだけ行ってみて、「もう無理…」ってなったら「15㎞走やりましたー!」とか言って誤魔化そうと思って走り始めた。
まず初めに断っておくが、21㎞走と言っても今回のコースは赤信号がバッチリあって、赤信号休憩をけっこう使っている。
21㎞走りっぱなしでは、このようなタイムは今の芋太郎には到底出せない、ということは認識していただきたい。
1㎞ 4:33
2㎞ 4:26
3㎞ 4:21
4㎞ 4:17
5㎞ 4:21
6㎞ 4:17
7㎞ 4:23
8㎞ 4:19
9㎞ 4:19
10㎞ 4:18
11㎞ 4:23
12㎞ 4:22
13㎞ 4:22
14㎞ 4:15
15㎞ 4:15
16㎞ 4:12
17㎞ 4:08
18㎞ 4:22
19㎞ 4:10
20㎞ 4:14
21㎞ 4:10
合計 1:31:01
なかなかのタイムが出てしまった…
自分でも「なぜ?」と驚いている。
ちなみにこれは日曜日に走った21㎞走と同じコースである。
日曜日のハーフ走から比べると5分くらい速くなった。
本当は今日は1時間34分台が出ればマシな方と思っていた。
が、15㎞地点の足の残りが明らかに今までと違った。
そして、あれほど五・一五ランではスピード不足に悩まされていたのに、なぜか今日はキロ4:10秒前後でもそれほど辛くはなかった。
さて、この日のハーフ走には秘密が一つある。
それはシューズだ。
今シーズン初めて、メタスピードエッジ+を履いてみた。
貧乏人の私には、すり減るのが怖くて軽々しく使えないシューズだ。
去年購入したが、おそらく走行距離は80㎞くらいしか使っていない。
高くてもったいないメタスピードエッジ+の代わりにワークマンのハイバウンスオーバードライブばかり履いてトレーニングしている。
去年は正直、メタスピードエッジ+の効力が分からなかった。
むしろ靴底が薄いターサーエッジの方が感触は良かったくらいだ。
が、しかし、本日はメタスピードエッジ+の威力を存分に思い知った。
軽い!
そして、脚へのダメージが少ない!
さらに何かわからないけど速く走れた!
やっぱり高いものは高いなりの理由があるのだ!!
今年はこの時点でレースシューズは一択。
まず間違いなくメタスピードエッジ+で行くだろう。
シューズが消耗するのが嫌なので、練習で履くのはせいぜいあと2回くらいになるかと思う。
その代わりムチャクチャ破棄潰されているハイバウンスオーバードライブは11月には限界を迎えるであろう…
とりあえず、ハーフ90分切りの舞台に乗った感じはある。
後半を4分10秒前後でわりと普通に走れたのは悪くない。
残り一か月ちょっと。
まさかの今日のランに「今年はいけるかも?」と、期待を持ってしまっている自分がいる。