共同執筆者「富土通氏」の上尾シティマラソン
共同執筆者の「富土通」氏が昨日、上尾シティマラソンを走ったらしい。
結果は1時間30分50秒…。
難しい。
あれだけ走っているランニング中毒者の人でも90分切りは簡単ではない。
本当にランニングの初心者だと
「50秒くらいどうにかなるんじゃない?だって20㎞以上も走るんでしょ?」
なんて思うかもしれない。
とんでもない。
50秒÷21㎞=約2.4秒
1㎞あたり2.4秒速く走る必要があるのだ。
たった2.4秒?
いや、1㎞2.4秒の走力向上のためにランニング中毒者の方々がどれだけ苦労を重ねているか。
さすがに中途半端な芋太郎レベルでも、9月からのここまで550㎞を走破してきていれば、ランニング中毒者たちの苦労は推し量れる。
1㎞1秒を縮めるのがどれほど苦しいのか。
かなり前のことだが、芋太郎は何かの飲み会で言われたことがある。
お祭り気分で一度だけハーフの大会に参加したことがあるという遊ラン男に。
「そんなに走ってるのに、そのくらいのタイムなんだ。あんまり速くならないもんだね。」
ぶっ飛ばしてやろうと思った。
自分自身は一回しかハーフに出たことがないのだ、コイツは。
しかも、大幅に2時間超でとことこニヤニヤ走ったのだ、コイツは。
そんな奴にこんなことを言われるとは!
結局、人間は自分がそのレベルまで苦労しないと、そのレベルの人たちがいかに苦しんでいるかが理解できない。
努力して、苦しんで、それでもなお超えられない壁がある。
それはやはり、そこに近づくための犠牲を払っている人にしか分からないのだろう。
何もやらないヤツはその世界が遠くにありすぎて、現実のものとして考えられないから、案外簡単なことだと思ってしまうのだ。
「富土通」氏の50秒は芋太郎にとっても重い。
あれだけトレーニングをし、レース経験豊富な人でも跳ね返されるハーフ90分切りの壁。
芋太郎が思っている以上に難しい壁であることは間違いない。
後半勝負のために、レースペースを確認。
富土通氏の記録を見てみると、前半に相当かっ飛ばしている。
芋太郎には絶対にムリなハイペースを刻んでいる。
そして後半の失速。
これを見ると、やはり後半勝負だ。
前半にいくらタイムを稼いでも、後半失速、そして精神的に負けてしまえば元も子もない。
気持ちが負ければ、一気にペースはキロ4分後半に落ち込んでしまうかもしれない。
芋太郎の場合は、何とか前半13㎞地点までキロ4分17秒前後を刻み続けたい。
後半勝負に備えて出来るだけ余裕を持って4分17秒を刻み続ける必要がある。
ということで、今日もレースペースを確認しようと今日のランに出かけた。
入りの1㎞は昨日と同じように、レースであんまりにもスロースタートにならないようにそれなりに力を入れた。
まあ4分10秒が切れていたのでそれほど悪くない。
その後ジョグを続け5㎞のところでレースペースの確認。
6割程度の感じで4分9秒。
悪くないのではないか?
この感じなら4分17秒前後である程度行けそうな気もする。
まあ、実際6割程度と思っていたら、案外8割くらいの力を使っている可能性も否定できないが…
最後の1㎞はスピード感覚を磨こうと100mのダッシュを何本か行った。
あんまり疲れがたまっているようには感じないが、明日は休息日にする。