imotaro

何となくビルドアップ的に走ってみた

まずは今日のランの結果から。

ご覧の通りタイム的にはたいしたことがないランだった。

そのわりに疲れた。

一つ断っておくが、すでに今年の芋太郎は芝生の聖地を見限ってる感がある。

今日も芝生の聖地、安比奈親水公園には行っていない。

それどころか真反対に向かって走り出している。

もう単調過ぎる芝生ランには耐えられない。

芝生を想像するだけで嫌になる。

家の芝生を見ると芝生ランを想起させられるだけでなく、サッチングのことも頭をよぎりさらに嫌になる。

ちなみにサッチングとは芝の間にたまったゴミ(サッチ)を除去する作業のことだ。

熊手をつかってガリガリかき出す作業なのだが、芝刈りよりも面倒くさい。

どーでもいい話をした。

これはランニングブログだ。

6㎞~9㎞地点を見て欲しい。

今日の注目はココだ。

明らかにペースを上げているのが分かると思う。

そう、今シーズンはじめてビルドアップ的なランを敢行してみた。

いやそれは嘘で敢行させられた。

最後の1㎞の芋ピーダッシュが相変わらず遅くて萎える。

丸刈りの野球少年?に勝つ!

朝起きて「今日はビルドアップをしよう」などと思ったわけではない。

そもそもまだまだ足ができていない。

強度の高いトレーニングはまだまだ先にしようと考えている。

それがなぜに6㎞地点からペースが上がったのか?

丸刈りのせいだ。

丸刈りの高校生風の少年のせいだ。

恰好を見る限り野球部だ。

丸刈りが5㎞過ぎに芋おじさんを抜いてきた。

もちろん、ペースはそんなに速くない。

おそらくキロ5分程度だ。

火がついた。

芋おじさんに火がついた。

おいおいおい、丸刈り。そのくらいなら今の焼き芋おじさんでも勝てるんだぜェ~?

自然とペースが上がる。

丸刈りの背中が近づいてくる。

もちろん、一気に芋ピーダッシュで抜くことはしない。

まだ半分程度距離があるからだ。

残り4,5㎞も家から離れた地点で芋ピーダッシュをかましてバテたら、家に帰るのが遅くなる。

8時をオーバーしたら、妻の機嫌がヤバくなる。

まさか「丸刈りのせいで遅くなった。」などと、純真無垢な野球少年に罪を擦り付けるわけにもいかないだろう?

私はスポーツマンを尊敬している。

このままのペースでも自然に丸刈りを抜けるだろうな…。

丸刈りがこちらを確認する。

丸刈り・・・ペースを上げる!

丸刈り!おまえ・・・。

丸刈り!

ダメだってソレやったら!

ソレやったら今流行りの煽り運転みたいなことになるじゃんか。

あぁ、煽ったのはコッチか…。

いやいやいや丸刈り!丸刈りの少年よ!

ごめん、ごめん、ごめん、もう煽らないからやめようよ、そういうのやめようよ。

大人げないよ、ソレは。

あぁ、大人げないのもコッチか…。

いや、そうじゃなくて芋おじさん、あと4㎞以上あるんだよ?

家まであと4㎞以上あるんだよ?

キミの家は広瀬かもしれないけどさ…、オッサン柏原なんだよ!?ちょっと遠いんだよ!?

いいからもうオッサンに先行かせてくれよ~!

ガーミンの腕時計の予想ラップが5:20から5:00に変わり、もはやこの丸刈りとの勝負は避けられないと悟る芋太郎。

見知らぬ丸刈り少年とのデッドヒートを1.5㎞程度繰り広げ、ついに丸刈りがダウン。

丸刈り…、オマエ野球部でもわりと長距離苦手な感じだったんだね、頑張れよ。

丸刈りの戦意を完全にたたくためにさらに芋ピーダッシュ

本当は10㎞を平均ペースでジョグするつもりが…。

丸刈りの姿が後ろに見えなくなったことを確認し、最後の1㎞はたらたらジョグ。

私は思った。

「あぁ、もうアイツと会いたくねぇ…。」

おそらく丸刈りもそう思っているだろう。