美ジョガーを目撃すること甚だ少なし!
ふと気づいたことがある。
美ジョガーという造語。
造語としては定着しているが、芋太郎はピンとこない。
なぜピンとこないのか?
見ないからだ!
芋ブログでは今まで色んなキャラクターが登場してきている。
チノパンの男、24時間リレーマラソンの鉄人、丸刈り、サッカーマン、一騎当千ランナー、通勤ランナー…
女っ気がねぇ!
間違っても芋太郎がそっちの気があるわけじゃないぞ?
芋太郎はこれでも3児の父親だからな。
美ジョガーなんていう造語が世の中に普及しているんだから、芋太郎だって出くわしてもいいはずだ。
それなのに芋太郎が出くわすのは、芋太郎のペースを乱す様々な刺客たち…
全部、男!
なぜに芋太郎が美ジョガーをこんなにも見ないのか、真剣に考察してみた。
理由①狭山市は高齢化が超加速している!
芋太郎のホームタウン、埼玉県狭山市は急速に高齢化が進んでいるらしい。
ウィキペディアを見てみると、2005年の国勢調査で鳥取県を上回る社会人口減少率を記録したということだ。
この表現は鳥取県に失礼では?と芋太郎が思ったことなど大した問題ではない。
とりあえず高齢者が多くなっているとのことだ。
それは肌身に感じて分かる。
芋太郎の家から近隣5軒はすべて高齢者世帯だ。
娘さん、息子さんはみんなどこかに出てしまっている。
このホームタウンの状況で美ジョガーを求めるランナーは勘違いも甚だしいのだ。
美ジョガー見ないぞ問題の前に日本の社会問題を考えよ!という話なわけだ。
芋太郎はそんなに高尚な人間になれそうにない。
理由②コースが地味!
美ジョガーとはなぜに美ジョガーなのか?
それはランニングをするにあたってキレイでカワイイ格好をするからであろう?
では、なぜにそんな格好をするのか?
見られることを意識するからであろう?
映えを意識するからであろう?
ということは人が少ないところに美ジョガーは出没しない!
ここがポイントなのだ。
皇居の周りの映像が流れるとワンサカ美ジョガーっぽい人が映るではないか。
あれは皇居の周りは人がいるからなのだ。
入間川沿いの自転車歩行者専用道に現れるのは誰だ?
丸刈りだ、サッカーマンだ、一騎当千ランナーだ、芋太郎だ。
自転車に乗った農家のおじいさんと、散歩中のおばあちゃん達だ。
キレイに着飾った美ジョガーだって、そんな映えない風景の中で走りたくなかろう。
ホンダロードにしたって、疲れた顔した労働者の皆さんの間をなぜに美ジョガーが走らねばならない?
我がホームタウン狭山市であれば、せいぜい稲荷山公園くらいに行かなければ、なかなか美ジョガーにお目にかかることはできないのではないか。
理由③美ジョガーではネタにならない!
おそらくだが、こんなことを言っている芋太郎であるが、何人かはすれ違ったことがあるはずなのだ。
しかし、記憶に残っていない。
やはり、美ジョガーではブログのネタにならない。
「美ジョガーにすれ違いました。キレイな方でした。テンション上がってペースアップ!」
読みたいか?こんなありきたりな記事。
芋太郎にはそれは求められていない。
芋太郎が求められているのは、丸刈りを完膚なきまでに叩きのめす嫌らしさ。
一騎当千ランナーにつきまとわれる芋太郎の焦りと苦悩。
そういうことだろう?
芋太郎もその辺りは十分に自覚しているのだ。
自覚しているからこそ、ネタを探す。
そのネタの範疇に美ジョガーは入らない。
だから目に入らない。
記憶に残らない。
理由④芋太郎は日曜が休息日!
キレイに着飾った美ジョガーが出没しやすい日は、やはり休日だと思う。
美ジョガーという響きは、ランニング中毒者とはかけ離れている。
平日にガンガン走っているイメージは芋太郎にはない。
と書いてて気づく。
「それじゃ~、平日ガンガン走って記録狙っている女性ランナーは美ジョガーとは言わないっていうの!失礼ね!」
言います、言います!十分に美ジョガーです!
美ジョガー兼ランニング中毒者です!
いや、何というかお察しください。
何というか芋太郎がここで言う美ジョガーと言うのはですね…
意識高い系とそんなに変わらない意味で使ってる言葉でして…
何というか爽やかランをSNSの映え利用しているというか、次の日仕事場で「昨日ちょっとランニングしてきたんだけど気持ちよかったよ~♪ホラ見て、景色も超よくな~い?」みたいな・・・。
お察し下さいよ!
だって平日バリバリ走りこんでいて、今さら職場で昨日のランが爽やかだの、どうのこうの言わないでしょ?
そういうレベルじゃないでしょ!
ということで、平日にトレーニングをし、日曜日が基本休息日になってしまう芋太郎にとっては、「いわゆる美ジョガー」が現れそうな休日の1日をロスしている、ということで…
理由⑤朝、早すぎる!
芋太郎のトレーニングは朝6時台に始まる。
美ジョガーが現れるには早すぎる。
美ジョガーにはトレーニングに出かけるまでにいろいろ準備があるだろう。
その準備をしている間に芋太郎は走ってしまう。
朝6時台に出会うランナーと言えば、バリバリのランニング中毒者たちが多い。
出勤前にインターバル走なるものを放つ人とか、はっきり異常だ。
そういう人たちにしか出会わない。
あとはおじいちゃん、おばあちゃんの散歩組。
という表現をすると、やはり反応が怖い。
「え?じゃあ私は朝六時台にいつも走ってるけど、美ジョガーって言っちゃいけないの?」
言いますって!もう、美ジョガーって名乗ってくださいって、己で!
でも、正直、美ジョガーって言われてウキウキするレベルでもないでしょ?
どっちかというと、サブ4とかハーフ100切りとかそっちの方が嬉しいでしょ?
分かってるでしょ、自分で。
自分自身が美ジョガーっつーよりは、立派な市民ランナーだってことが!
何か女性からいろいろ批判を受けそうな記事になりそうなので、このあたりで切り上げよう。
芋太郎は全女性ランナーの味方です!