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芋太郎家は一皿100円の回転ずし屋が大好きである

芋太郎家は100円の回転ずし屋を頻繁に使う。

困ったときの100円皿だ。

芋太郎のホームタウン狭山市にも、100円の回転ずし屋が3,4件ある。

(最近、イオンの前にスシローがオープンしたとのこと。)

子どもも回転ずし屋は大好きだ。

ちなみに次女の2歳のシー坊はエビが好きなのだが、エビしか食べない。

彼女の席の前にはエビが消えたシャリだけが4つ並んだりするのだが、どこかの地方に伝わる神様へのお供え物か何かのようにも感じられる。

そういえば次女の顔はどことなく仏顔だ。(性格は阿修羅だが…)

長女の狙いは店の入り口においてあるガチャである。

彼女の「お寿司屋さんが良い!」は「ガチャをやりたい!」と同義だ。

母親がいるとガチャ禁止令が出されるので、長女は母親抜きで出かけるときを見計らって「お寿司屋さんに行きたい!」と言う。

ちなみに100円の回転ずし屋の中では、かっぱ寿司の飯能店と上尾店はおススメだ。

とにかく接客が素晴らしい。

チェーン店とは思えないくらいの元気の良い温かい接客をしてくれる。

埼玉県限定の話題で恐縮だが。

なぜ、100円の回転ずし屋を選ぶのか?

①安い

芋太郎家は少食ぞろいなので、100円の回転ずしだと安く済む。

1皿100円と言えど、中学生男子の大食漢とかがいると決して安く済まないという話も聞くが。

芋太郎、妻、長女(5歳)、次女(2歳)、長男(0歳)構成の芋太郎家だと、何だかんだで3000円未満でおさまる。

皿を待っている時間があるので、満腹中枢が満たされるのかもしれない。

とくに妻は優柔不断の性格をしているので、一皿一皿頼む間隔が著しく長い。

それが理由なのか、普段は芋太郎よりもたくさん食べれる能力を持ちながら、回転ずし屋ではめっぽう食べない。

(代わりに家に帰ってから何か食べているようだが。)

②気兼ねしない

5歳、2歳、0歳トリオが揃うと、とにかく飯時の爆発力が半端ない。

とくに上の二人は大人しいタイプの姉妹ではないので、雰囲気の良い大人の空間を楽しむ的な店はムリ。

仮にそういう店に行ったとしても、周りを気遣ってしまい早く店を出るために飯をかきこむ。

評判の店だろうが何だろうが、結局、味など分からず店をそそくさと出なければいけない。

回転ずし屋は周りもうるさいので、その点気兼ねしなくて済む。

騒々しい方が落ち着いて飯を食べれるのだ。

③早い!

とにかく子供は待つことができない。

注文してから5分で「まだー?」と言い出す。

10分で「腹減った♪腹減った♪」と歌い出す。

回転寿司はボタンを押してから、ものの数分で最初の皿が来る。

回転している皿をとれば、速攻で飯にありつける。

回転ずし屋であれば、長女と次女の腹減った音頭を聞かないで済む。

流れてる皿をとるのが、100円回転ずし屋のメリットだ!

さて、最後になってしまうが本題に入ろう。

皆さんは回転ずし屋で流れている皿を取る派であろうか?

それとも、流れている皿は取らず、必ず画面で注文する派であろうか?

おそらく、後者の方が多いのではないだろうか。

それを物語ってか、最近はそもそも皿が流れていない店もある。

すべて画面で注文してから皿が届けられるシステムの店。

芋太郎も元々は回転ずし屋では流れている皿は取らず必ず注文していた。

しかし、あるとき芋太郎は気づいた。

なぜ自分が回転ずし屋に行っているのか?

それは「早い」からである。

第一の理由がそれなのだ。

「早い」から行っているのに、なぜ注文をすることでその「早さ」を捨てているのだろうか?と。

いくら100円と言えど、できるだけ美味しいのを食べたい?

たしかにグルグル回っている皿のネタは、カピカピになって味が落ちている可能性がなくもない。

しかし、芋太郎はここで考える。

そもそも自分は味にそこまでの違いを見出せるほどの舌の持ち主なのであろうか?

たとえば100円の回転ずしでカピカピになっている寿司の味が3くらいだとする。

画面で注文してシャァァァーーッと運ばれて来た寿司の味だが、せいぜい5くらいだろう。いや、芋太郎的には4くらいだと思っている。

つまり、注文しようが流れている皿をとろうが味は大して変わらない。

これが注文した皿の味レベルが10とか20とかになるなら問題だが、おそらく味レベル10とか20とか求めるなら、回転していない寿司屋に行くしかないのではないだろうか。

たった3~4の違いだとすると、これはもう海原雄山くらいじゃないと見分けられない。

だとするとメリットは時間にアリ!

3でいいからとにかく早さをとる。

味のメリットと言うのは不確かなのだ。

もしかしたら、100円の回転ずしでは多少カピってたほうがネタによっては美味いかもしれない。

もともと4くらいの味レベルが絶妙にカピることで4.2くらいになっているかも分からない。

しかし、早さだけは確実なメリットであることは間違いない。

2分かかるところが1分で済むなら、間違いなくそこに2倍のメリットが存在する。

ということで、芋太郎は100円回転ずしでは回っている皿を取る派に完全になっている。

さあ皆さん、ここまで芋太郎がやんやん主張している中、それでも画面注文派でとどまりますか?

一応、貴重な情報を付け加えておこう。

芋太郎のこの理論を妻に話したところ、

「あなたと食事するとつまらなくなりそうだよね~」

とのこと。

食事は楽しく気軽にね♪

結局のところ、コレだ。