9月最終日にて月間300㎞達成。
びっくりするほど達成感がない。
正直、わりと大変だったのに…
おそらくは300㎞走ったにも関わらず、大して走力が上がってないのが分かっているからかもしれない。
「俺は300㎞も走ったんだ。じゃあこのくらいにはなってるよね?」
みたいな期待はもともと抱いていない。
世の中、そんなに甘くない。
たとえばこういうセリフを放つ人がいる。
「これだけ頑張ったんだからこのくらいの給料になってるよね?」と。
「これだけ頑張ったんだからこのくらい頭良くなってるよね?」と。
関係ないのだ。
給料が上がるのは別に頑張ったから上がる訳ではない。
給料が上がるように結果を出したから上がるのだ。
頭が良くなるには頭が良くなるように勉強しないといけない。
10時間勉強しようが、10時間ずっと「忍耐」とか同じ漢字練習してても頭が良くなるわけがない。
頑張ったかどうかは関係ない。
300㎞走った。
それはそれで頑張った感があるが、そのほぼすべてがジョギングだ。
ただ単に月間300㎞を達成しよう、という目標で走っただけ。
その目標が達成されたからといって「速く走れる」訳ではないのだ。
速く走れるようになるためのトレーニングをほぼやっていないのだから。
そのあたりはわきまえようと思う。
300㎞走ったけど、正直、ビックリするほど走力は変わっていないと思う。
が、それは当たり前。
そういうトレーニングを積んだわけではないのだから。
「俺は1ヵ月で300㎞も走れる男だったんだ!」という気持ち。
それだけ得られればいいじゃないか。
「俺は1ヵ月で300㎞も走れるんだったら、ビルドアップもインターバル走も坂道ダッシュも耐えられるぞ!」と思えれば、それでいいじゃないか。
気持ちの問題だ。
でも、人間、まず気持ちが大事だ。
話は変わるが、とりあえずは銀杏だ。
銀杏が落ちてる季節だ。
いつものランニングコースに銀杏エリアがあるのだ。
今は使い古しのターサージールで走っているから多少踏んだとしても精神ダメージは少ないが、新しいシューズを買ったらあのエリアを走るのは嫌だな、と。
仮に厚底の、そう、アシックスのメタスピードエッジあたりを買ったとしよう。
27,500円だ。
それで銀杏を踏んだとしよう。
きっとショックで3日間くらい走れなくなる。
「あいつ、メタスピードエッジなんか生意気に履いてるぜ?でも、あいつのメタスピードエッジ、なんか臭くね?」
そんなことを周りに思われたら…
明日は休足日にする予定だ。
10月は大嫌いなスピード練習に移行していく。