imotaro

コロナ中止を挟んでの久しぶりの小江戸川越マラソン。

目標としていた90分切りには1分以上届かなかった。

またしても惨敗だ。

このブログを始めてから、芋太郎は一度として90分切りを達成していない…

そう考えるとなんかヤバい。

とりあえず、昨日の小江戸川越マラソンの結果を紹介しよう。

ネットタイムでは1:31:09。

ガーミンウォッチでは1:31:15。

➀ 4:25

② 4:18

③ 4:10

④ 4:12

⑤ 4:12

⑥ 4:09

⑦ 4:13

⑧ 4:17

⑨ 4:22

⑩ 4:29

⑪ 4:15

⑫ 4:18

⑬ 4:25

⑭ 4:17

⑮ 4:24

⑯ 4:23

⑰ 4:17

⑱ 4:16

⑲ 4:17

⑳ 4:08

㉑ 4:24

見ての通りペースはガタガタだ。

ここで一つ言い訳をさせていただく。

当日の風速だ。

スタート時刻は8時30分。

8時台は平均風速6m/sだったらしい。

そして9時台は7m/s。

最大風速は8m/sを超えたとか。

今まで川越マラソンに出て来て、これほど風のパワーを感じたことはない。

正直、精神が削られた。

向かい風になる度に

「うわ~、もう走りたくねぇわ…」と萎えそうになった。

一人で走るとさらに精神的に萎えそうだったので、何とか風よけの集団を見つけてくっついていく、という作業をやり続けた。

一人で走ってたら絶対に走り切れてないだろうな…と思う。

黄色のTシャツの背中の広いオジサンとか、ガチンコランナーっぽい女性ランナーとか。

風よけに使わせていただいた方々にはホント感謝しかない。

まあ、風で精神を削られるほどの走力しか備えてなかった、というのが全ての要因なのだが。

20㎞地点で4:08が出ているのだ。

この区間は川越マラソン最大にして最後の難所、今成陸橋がある場所だ。

20m程度上昇する目測300mくらいの上り坂がある。(あくまで目測)

追い風に助けられたとはいえ、この区間で4:08が出ている。

実は案外脚は残っていたのではないか…という疑いが持たれる。

しかし、最後の1㎞は再びの向かい風で精神が削られ4:24に落ちている。

正直、最後の1㎞はペースアップなどみじんも考えられないほどに精神はやられていた。

前の1㎞を4:08で走れている状態なら、根性入れればラスト1㎞くらい4:18くらいではカバーできていたのではないか、体力的には。

そんなことも考える。

が、これも結局、走力不足だ。

向かい風に精神を削られないほどに走力があれば、「まだまだいける!」と思えたはずなのだから。

走力がないということは、結局、練習不足ということだ。

風がなければ…、なんてことを考え始めたら、「コースがフラットなら…」「スタート時に混雑しなければ…」「給水時に前に人がいなければ…」なんでも言い訳になる。

それをひっくるめて全て「練習不足」なのである。

結局、そこに行きつくからこそ、マラソンは素晴らしい。

と、偉そうにマラソン素人が言ってみる。

いや、でもだからこそ私はマラソンにはやるべき価値があると本当に思っている。

言い訳無用。

すべては自分の努力不足、準備不足。

それを本番一発で挽回しようなどという甘い考えは受け付けない世界。

ラッキーパンチが通用しない世界。

だからこそ素晴らしいのだ。

目標達成できてない身分でこんなことを言うのも恥ずかしいのだけれども。

まあ、90分切りまで1分9秒も足りなかった。

1㎞あたり3.3秒も足りてない。

これを「風のせい」などと言うのはそもそも無理な話。

風がなくてもキロ3.3秒のペースアップはさすがに無理だった。

とはいえ、昨日のレースでは2つの収穫もあった。

➀ シューズはやっぱ厚底に限る!

⇒何だかんだでレース後に普段よりも足の痛み、とくにひざの関節の痛みがなかった気がする。今年は左ひざをかなりやられていたが、結局レース後は左ひざは傷んでいない。毎回レース後におとずれる「脚バキバキ感」が今回はかなり少ない気がする。その代わり、太ももの筋肉痛は普段よりも大きいかもしれないが。

② 5㎞走は効果的だ!

⇒レース2週間前の21㎞走で撃沈してからスピードに慣れるために結局4本の5㎞走(およそキロ4分)を敢行した。そのおかげか、レース本番ではキロ4:10前後でも苦しさはあまりなかった。この5㎞走をもっと早い段階から練習に多く取り入れれば、もっと良い練習ができていたかもしれない。ということは5㎞走に耐えきれるだけの脚を作らないといけないので、結局、練習をもっと前倒しで進めないといけない…という話になりそうだが。

ということで、芋太郎の今年のチャレンジは終わった。

が、おそらくだが「3か月でハーフ90分切り」という挑戦も、もう終わりになるだろう。

ハーフを走らない、という訳ではない。

「3か月で」というのが終わりということだ。

もはや芋太郎も立派なオッサンだ。

今回の練習を通してそれを痛感した。

3か月では無理。(そもそも今回も「3か月」ではなかった。だいぶ前からちょこちょこ準備していた。)

急ピッチで仕上げようとするとまず故障する。

来年に向けては、おそらく今週から練習を再開し始めるだろう。

まあ、ハードな練習はしないが、少なくともガーミンのジェフコーチが言うくらいの強度の練習はしようと思う。

もしかしたら、川越マラソン以外にもレースに出るかもしれない?

とりあえず、当面の目標は「練習用の厚底シューズを買うこと」だ。

メタスピードエッジ+27,500円は完全にレース用で使うことにする。

27,500円を練習で消耗させるのは、ケチな芋太郎的には向かい風レベルで精神が削られる。

まずはお手頃な価格の厚底シューズを手に入れることから、2023年の小江戸川越マラソンに向けた芋太郎の挑戦は始まるだろう。

こういう気持ちになれた、という意味では今回の川越マラソンはとてもいいレースだったと言えるかもしれない。