6時半に起きるとわりと速く走らないといけない理由
私の仕事は完璧な夜型だ。
といっても水商売ではない。
顔と身長を鑑みて神がホストになることを許してくれなかった。
ホストになりたいと思ったことは一度もないが。
そもそも年齢も年齢だし、こんな卑屈な性格でホストなどできないだろう。
そんなことはどうでもいい。
トレーニングだ。
6時半に起床。
夜型の仕事のため、平日の朝はこのあたりの起床時間がギリギリだ。
芋的には睡眠時間は6時間は取りたいのだ。
さて、ここで問題発生。
6時半に起床すると、超高速でランニングを始めてもそれほど時間が取れない。
たとえば今の走力でジョグをすれば、10㎞走るのに1時間程度かかる。
トレーニングを終えて家に帰宅するのが8時前になるのだ。
実はこれがヤバい。芋的に芋ヤバい。
私の妻は私のランニングに対して理解がほとんどない。
私の勝手でやってることなんで当たり前だが…。
世の中のランニング中毒者(ラン中)のように「うるさい!ランニングは俺の人生だ!口出しするな!」と強く出る覚悟も私にはない。
緑色の書類は十分に怖い…
8時過ぎまでのうのうとランニングにふけっていると妻の機嫌が変わる。
ランニングにかまけて家事をしない。育児をしない。
これは結構ヤバいのだ。
口には出さない。
私の妻はそういうタイプではない。
表情に出る。
とても出る。
リトマス試験紙がある。
酸性なら赤色に変わる。
アルカリ性なら青色だ。
ランニングで8時を過ぎる、ゴミ捨てをしない、洗濯をしない、子供の幼稚園の準備の手伝いをしない、何にもしない。
硫酸だ。強酸性だ。ものすごい勢いで妻の表情が酸性値に振りきれる。
8時だ。ポイントは8時。
8時より前に帰ってくれば、おそらくだが「ちょっとは家のことを考えてるな。」と思ってくれる。
あくまでおそらくだが…
ということで、こういう日はトレーニングも時間との戦いである。
もちろん、現状の走力だと安比奈親水公園の芝生ランを続行するしかないのだが、距離は短くするしかない。
しかし、9月は280㎞を走破しなければ90分切はできないという自身の中に鉄の掟があるため、そこも考えないといけない。
仮に280㎞÷30日=9333mだ。とりあえず、この距離は走っておきたい。
ということでトレーニングを開始。
妻の顔が浮かぶ。
とにかく酸性値を上げてはならぬ。
8時を1分でもオーバーしなければ、たぶん酸性値もレモン水くらいで収まるだろう。
今日のトレーニングは妻の顔ばかりが浮かんできた。
それはそれで良い夫と思っていただきたい。
4日目の芋ジョグの記録
家族持ちの人。
男性に限った話になってしまうが。
是非、ランニングのときは奥様の顔を思い浮かべて走ってほしい。
そうするとどうやら速く走れるようだ。
私は、本日7時50分に家に帰って来れた。
妻はまだ寝ていた。
(妻の名誉のために言っておくが、我が家は私の仕事の関係で夜が遅い。その分朝も他の家庭より遅いのだ。)
タイムがずいぶんと上がったことよりも、妻が起きる前に家に帰れたことの方が今日の私にとっては大きい。
仮に8時オーバーでランニングから帰ってきて、家のことを何もやらずにパソコンの前に座ってブログなんか書いてる日には、とんでもないことが起こっていたはず。
世の中にはフルオロ酸というとんでもなく強い酸があるらしい。
ラン中(ランニング中毒)の皆さん、フルオロ状態の奥さんなんか想像したくないだろう?
よく分からないまとめになってしまったが、家族持ちのランニングの肝はそういうことだ。