手術室からストレッチャーで部屋に戻ってきました。
まずはじめに鼻口蓋管嚢胞の手術直後は切開部からの「出血」との戦いです。
はっきり言って辛いです。
わたしの場合、翌朝の4時まで約19時間続きました。
口の中はずっと血生臭い状態です。持ってきたボックスティッシュでは足りず、病院スタッフさんに買ってきてもらいました。
鼻口蓋管嚢胞の手術をされる方は、沢山ボックスティッシュを持っていくべしっ!と強くおすすめします。2箱持っていけばとりあえず安心です。
更に切開部から滲むように鼻血も出ました。
腫れもありましたが、予想を超えるものではありませんでした。ちなみに腫れは手術2〜3日後がピークだという説明がありました。これから更に腫れるかもしれません。
わたしの場合、左右の犬歯間から鼻の下まで「コ」の字を90度回転したように切開していると思われます↓
︺
たぶんこんな感じに切開して、上に歯茎をめくり上げて腫瘍を摘出したのだと思います。もしくはこれを180度回転したか、どちらかだと思います。
まだしっかり見てません。上唇を上にめくると痛いのと怖いからです。
わたしの場合、8時半に手術室に入り、部屋に戻ってきたのがおそらく10時40分くらいだと思います。
意識は朦朧としていましたが、ストレッチャーからベットに移乗したのは覚えています。
電気毛布をかけてもらいましたが、そこまでは分かりませんでした。ただの布団だと思っていました。
時計をしっかり見た時は10時45分でした。
すぐに切開部からの血を吐く小さい容器を渡されました。
寝たまま安静が必要なのは3時間です。
この間は鼻にチューブをつけて酸素を吸引しています。自力での呼吸を補助しています。
時計をしっかり見た10時45分からは自分の体をしっかりモニターしました。
ブログに書くためです。どのくらい体が動くかを確認したり、必死に写真も撮ります。
点滴です↓
手の甲からの点滴↓
酸素機器。ここからチューブをつなぎ、鼻から酸素を吸引します↓
そこに担当の看護師さんがやってきて
「どうしたんですか?何してるんですか?寝てないと駄目ですよっ!💢」
と言われました。
わたし「目がかすみます。。」
いきなり来たので、うろたえて答えました。
実際、時計を見ると2〜4時の部分が消えてまったく見えませんでした。空間無視です。全身麻酔の合併症だと思います。
わたしの場合、部屋に戻ってからはすぐに歩けるくらいにはなっていたような気がします。歩きませんでしたけど。
寝返りうったり、起き上がったり、足を動かしたり、ラインをしたり(文字を打つのは厳しかった。後から見たら打ち間違えがかなりありました)はやってみました。
このブログの管理人「芋太郎」氏に「ランニング中毒」と言われていますが、「ブログ中毒」でもあると思います。
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安静時間の3時間が経過した13時45分。担当看護師さんと室内トイレへの歩行訓練が始まりました。わずか3メートルくらいです。排尿も促されました。
しっかり歩けました。しっかり排尿もできました。
水が飲めるかも確認します。ストロー持参も推奨します。
しっかり飲めました。
ここまでは良かったのですが、
この後、段々弱っていきます。手術が終わった高揚感でこのような行動が一時的に難なくできたのかもしれません。
止まらない「出血」と次は
に参っていくのでした。(続く)
【記事:芋太郎ブログ富土通(フドツウ)】