手術後の「侵襲」によるストレスに気をつける

人体には内部環境を一定に保とうという働きがあります。こうした働きを恒常性(ホメオスターシス)というのですが、この恒常性を乱す可能性がある刺激を侵襲といいます。例えば手術、注射、投薬などの医療行為や外傷や感染症などを指します。

出典元:yahooニュース

手術の侵襲には、手術に対する不安・恐怖と いった精神的な侵襲、組織損傷に伴う痛みに代 表される身体的な侵襲、さらには出血による循 環血液量の損失、麻酔薬などによる一時的な循 環血液量の変動、組織障害によるサイトカイン をはじめとする内因性物質の量的変動などさま ざまなものがある。特に口腔外科を含む歯科診療は、その多くが 侵襲的な手術に分類され、それに対する不安感や恐怖心、処置による痛みが生体に与える影響 は、痛み刺激に対してきわめて鋭敏な口腔・顎 顔面領域を対象にしているので、想像以上のものがある。

出典元:最新口腔外科科学 第5版

お笑い芸人のネプチューンの名倉さんも侵襲によるストレスで鬱になったと言われています。

先日わたしは鼻口蓋管嚢胞という病気の摘出手術をおこないました。

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手術をおこなえばこの病気とはお別れできると思っていましたが、間違えでした。摘出前の嚢胞自体の痛みより、切開部、切開部付近、鼻の下に麻痺があり、鈍い痛みが術後3週間経過しても残っています。鼻腔と口腔をつなぐ管(切歯管)の切除により神経が壊死している可能性も高いようです。また嚢胞を被う鼻の下の骨を削除しているので骨がない状態です。

治らない炎症が知らず知らずにストレスとなり、精神的に参ってしまうこともあるようです。手術後の再発のリスクは低いと聞いていましたが、術後の状態(麻痺、鈍痛)については想定外でした。炎症自体がストレスになることもあるし、難しい手術ではないにしろ全身麻酔、体を切開するというのは、術後もそれなりに心身ともにストレスがかかっている状態にあることを自覚しなければいけません。

わたしのようにストレスに弱い人間は、自分で気をつけなければいけないと思います。「俺はストレスフリーだっ!」っていう人は大丈夫かもしれませんが。。

本日の練習

さて本題のランです、

今朝も出勤前のスロージョグです。

今は足底の痛みが継続しているのと下痢ですね。気をつけて走っていきます。

アディゼロプロの発売が入院初日の手術前日でクリック合戦に参加できず、買えなかったのは少し後悔しています。無理にでも買えばよかったと思う今日この頃です。

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【記事:芋太郎ブログ富土通(フドツウ)】