imotaro

本当は15㎞走を行う予定であった。

4:00~4:10で巡航して結果的に4:05/kmくらいの平均ペースで15㎞を終えれば、レース前最後の追い込みとしては上出来だと思っていた。

現実はそんなに甘くない。

1㎞ 4:05

2㎞ 4:10

もうこの時点で白旗だ。

4:10でそれなりにキツイ。

それでもこのあと落ち着く可能性もあると思って、とりあえず走ってみた。

3㎞ 4:04

ダメである。

タイムは上がったが、それは意識的にタイムを上げようと思ったからだ。

本当は3分台が見たかった。

3分台を見ることができれば、精神的にパワーが復活すると思ったからだ。

が、私のガーミンは無情にも4:04を告げた。

この時点で走るのを辞めた。

このブログを始めた当初の芋太郎は、とにかく適当にトレーニングをしていた。

「辛い練習をしていれば足も速くなるでしょ?」

という思想だった。

で、実際にある程度まではそれでどうにかなってきた。

だが、目標タイムが上がるにつれて自分流の適当トレーニングが通用しないことが分かって来た。(歳を取ったのも重なって)

今の芋太郎はネット情報をメチャクチャ見る。

ハーフマラソンの目標タイムにおけるトレーニング方法など、ムチャクチャ気にしている。

しまいには生成AIにトレーニングメニューを作ってもらうことまでしている。(守ってないが。)

それによるとレースの2週間前くらいからは練習の量を落としていくのがスタンダードらしい。

まあ、ランニング中毒者の方々はそんなことは百も承知だと思うが。

そして、どのサイトにも書いてある注意点が。

それは「練習の量は落とすが強度は落としてはいけない」ということだ。

週5の練習を週3,4に。

これはOK。

ジョギング10㎞をジョギング8㎞に。

これもOK。

でも、ペース4:05/kmをペース4:15/kmに。これはダメらしい。

トレーニングの回数を減らしたり、距離を減らしたりはするが、「スピードは落とすな!」ということらしい。

昨年の芋太郎はその教えどおりに残りの1週間を過ごしている。(疲労を抜くのに2週間はなんとなく長すぎて不安なので、昨年は1週間にした。)

という考え方から本日のトレーニングも「3㎞以降ダラダラ走るくらいなら、一度仕切り直してスピードを意識した練習にしよう」と考えた。

まあ「考えた」というよりも「15㎞走をあきらめた」と言った方が適切かもしれないが。

とりあえず、3㎞は来てしまったので家の方向まで3㎞は戻らなければいけない。

せっかくなので3㎞走をしてみようと思った。

レースペースよりも少し速い感覚で3㎞を走っておこう、と思った。

1㎞ 3:54

お?意外に速いか?

2㎞ 3:55

案外、維持できている。

3㎞ 3:46

さすがにラスト1㎞は辛くなったが、まあまあのタイムで3㎞を走ることができた気がする。

この時点でまだまだ脚に余裕があったので、200mダッシュを6本行った。

さて、これで残すところ8日だ。

ここからは疲労が残るようなトレーニングはできないだろう。

今日が実質、最後の追い込みということだ。

最後の追い込みとしては30点くらい。

本番に向けて大いに不安を残すことになった。

だが、残り8日、やれるだけのことはやって最後まで86分切りは目指していきたいと思う。

残りの期間は気持ちよく走って休むことに専念するつもりだ。