キロ4分8%の法則

43歳になった今年は2度、ハーフの自己ベスト更新ができました。

自分自身を今年一文字の漢字で表すなら「進」です。8年ぶりにハーフの自己ベストを更新して、中年になっても進化できたということで「進」が合っているような気がします。

自己ベストが更新できた要因としては、有酸素ジョグをメインにしたことです。90%近くは有酸素ジョグだと思います。

そしてキロ4分以上(閾値以上)のスピードで走ったのは、2度の自己ベスト更新前90日間の練習でそれぞれ約8%でした。

①3月鴻巣パンジーマラソン

1時間26分12秒(ネットタイム)

8年ぶりに自己ベスト更新

更新前90日間練習 650㎞中50㎞ 7.7%

②11月小江戸川越ハーフマラソン

1時間25分09秒(ネットタイム)

小江戸川越ハーフで自己ベスト更新

更新前90日間練習 716㎞中60㎞ 8.3%

つまりキロ4分以上のスピードで走っているのは10%もなく、有酸素ジョグ(キロ5分~5分30秒)による土台作りがとても大切なのが解ります。自己ベストが更新できなかった8年間は効率ばかりを考えて、有酸素ジョグをまったくやっていなかったのです。言ってみれば軽視していたのだと思います。結果から見ると残念ながら非効率だったわけです。

「すごくツラい」と思ってやる練習をなくすことによって、心理的にも楽になりました。それによって「今日は練習をやりたくないな」と感じることがほとんどなくなりました。ツラい練習を増やして、2回の自己ベスト更新ができたわけではありません。だからこそ、歳を重ねてもまだまだ自己ベスト更新にチャレンジする意欲が今はあります。タイムも考え方も進化できたような1年になりました。

 

【富土通(ふどつう)】