ジョギングやビルドアップに準備運動など必要ない!
こういうことを言うと、マラソン玄人の方に怒られるかもしれない。
いや、陸上の指導者からすれば言語道断だとビンタを食らうかもしれない。
でも分かってほしい。ネット上の発言だ。多少過激に攻めないと誰もよんでくれないだろう?
ということで、こんなことを主張してみるのだが、実際私はジョグやビルドアップのときは準備運動などしない。
時間がもったいない。
そして、精神ももったいない。
時間がもったいない、というのは説明不要だろう。
準備運動に10分費やしたら、ちょっと仕上がった芋太郎程度でも2㎞弱は走れる。
何というか10分準備運動するなら、その間たらたら走ってた方がお得な感じがするのだ。
精神がもったいないとはどういうことか?
ここは説明が必要だろう。
もしかしたら、このブログを読んでくれている方の多くがランニング愛好者かもしれない。
そんな人たちは悲しきiMotaroの気持ちなど分からないのだ。
私は基本、走るのは好きではない。
ただ、ハーフで90分切りを達成することが、周りからの賞賛と大きな自己満足、そして仕事上のイメージの向上のためにとてつもない効果があるのを知っている。だから走るのだ。
毎日のトレーニングはほぼ苦痛だ。どのくらい苦痛かというと、お盆の帰省ラッシュ時に関越自動車道の花園IC付近で尿意を催すくらい苦痛だ。尿意まみれで渋滞40㎞というラジオを聞いた時と同じ苦痛を毎朝感じていると思ってよい。
よく言うじゃないか。朝からランニングして頭がリフレッシュして、仕事でも新しい発想がどんどん出る。
どれだけ意識高い系の発言なんだ?(もしくはどれだけ意識高い系を語りたいのだ?)
私はそうではない。とにかく走りたくないのだ。
とにかく走りたくないヤツが毎日走るにはどうしたらいいか?
とにかく走り始めるしかない。走り始めてしまえば、あきらめがつく。
準備運動はそういう自分自身の「走りたくない!」という強烈な願望をどんどん強くしていく。
準備運動をしているうちに体のどこかに違和感があれば、きっと私は言い訳する。
「あ、今日は膝がちょっと痛いから走るのや~めよ♪」
準備運動などしないで、さっさと走り出さないとiMotaroは走れないのだ。
さすがに準備運動が必要な3つのトレーニング
とはいえ、絶対に準備運動が必要な3つのトレーニングがある。
①インターバル走 1000m×5本(間2分休憩)
②坂道ダッシュ 200m×8本(下りジョグ)
③タイムトライアル (5㎞、10㎞、ハーフ)
芋太郎も中年だ。
準備運動が嫌いと言っても、さすがに最初からスピードMAXで要求されるトレーニングに直行するほど馬鹿じゃない。
①~③のトレーニングに準備運動なしで突っ込むのは、ダビスタⅢで「芝あわせ一杯」の調教を三週連続するくらい故障の確率が高い。
ということで、ただでさえ心肺機能を酷使するトレーニングが大嫌いな自分が、さらに嫌いな準備運動まで要求されるこれらのトレーニングを行うのはものすごいストレスとの戦いなのである。
グリーンピースが嫌いな人がいる。結婚した嫁さんの得意料理がグリーンピースでだしを取り、グリーンピースをすりつぶして練った麺で、具がすべてグリーンピースの醤油ラーメンだったとしたら…。想像してみて欲しい、このストレスを。
ただ、冗談ばかり言っている私も90分切はマジで狙っている。
3か月の人生をかけて狙っている。
そこは真面目に故障は一番怖い。
グリーンピースストレスフルになろうとも、これらのトレーニング前はさすがに準備運動を欠かさない。
まとめ
最後に、本当に初心者でこれからランニングを始める人は、普通に準備運動をすること。
世間一般で言われていることが正しいのは間違いない。
ケガをしたくなければ準備運動は基本だ。
くれぐれも辞めて欲しいのは、芋太郎という新しい考え方を提唱しているランニングブロガーがいる!なんて勘違いすること。
私は私のやり方を論じているに過ぎない。
科学的根拠も統計的根拠も何もないのだ。
ただ、嫌なものは嫌、好きなものは好き、という快不快にパフォーマンスが異様に左右されるので準備運動という不快はできるだけ排除しているに過ぎない。
私だって準備運動をすることよりも、故障することの方が不快であることは間違いないので、もっと歳を取ってケガのリスクが大きくなれば、それだけ入念に準備運動をすることになるはずなのだ。
ランニングは故障が一番の大敵、それは3カ月初心者ランナーでも同じである。