サイボクハムにアスレチックが現れる!
狭山市の端の端、一歩日高市に踏み込んだところにある夢のテーマパーク。
それがサイボクハムだ。
狭山市の端に住んでいる芋太郎家からは、車でわずか5分。
肉あり、野菜あり、狭山茶あり、温泉あり、陶芸教室あり、およそこの世に存在するありとあらゆるものがここにある。
そんな夢のようなサイボクハムに今度は何とアスレチックができた。
名前はサイボクの森。
もはや無敵のテーマパークだ。
先日の日曜日、芋太郎家はサイボクハムに新しくできたこのアスレチックに出かけた。
芋太郎はこっそりガーミンを隠して出かけた。
低価格入場料が芋家には嬉しい!
アスレチックの遊具は10つほど。
対象年齢は6歳以上がほとんどのようだ。
ベンチが豊富に置いてあり、のんびり休んでいる人もたくさんいる。
注意点はアスレチック内にはトイレがないこと。
トイレに行くには一回、アスレチック場外に出ないといけない。
当日の再入場はアリなので、心配ご無用だ。
さて、肝心の入園料だが、普通に安い。
土日祝日で大人は一人300円。小学生は一人150円。小学生未満は無料だ。
平日は大人は一人200円。小学生は一人100円。もちろん小学生未満は無料だ。
貧乏な芋太郎家には近所の智光山公園の動物園に続いて強い味方が現れた。
土日限定、わくわくセットが超お得!
ただでさえ安い入園料だが、土日は裏技がある。
それはキッチン&カフェテリアというところで、わくわくセットなるものを頼むのだ。
わくわくセット1500円。
内容は、ポテト、ウィンナーカップ、ホットドッグ、ドーナツだ。
わくわくセットのレシートをアスレチック(サイボクの森)の受付に持って行く。
すると、大人二人分が無料になる!
私、妻、長女(5歳)、次女(2歳)、長男(0歳)の陣容だと何と無料で入れるのだ。
まあ、実際は大人二人分の入園料もわくわくセット1500円に入っているのだろうが。
おそらくわくわくセットの適正価格は900円程度なのだろうが。
そういう細かいことは考えない方がいい。
小さいことにいちいち幸せを感じるのが、人生を豊かに生きるコツではないか。
アスレチックに紛れてランニングコースがあるではないか!
サイボクのアスレチックに行くと決まってから、芋太郎はひそかに狙っていた。
アスレチック ⇒ 子供は遊ぶ。俺、走る。
だからこそ家族にバレずに袖の下にガーミンの腕時計を忍ばせていたのだ。
芋太郎も最初は子供たちのアスレチックの付き添いをちゃんとしていた。
しかし、芋太郎は発見してしまったのだ。
なんとキレイに舗装されたジョギングロードであろうか。
こんなに整ったジョギングロードが家の近所にできていたとは…
しかし、誰もこのジョギングロードに見向きもしていない。
皆、アスレチックの遊具たちに夢中なのだ。
「マラソンの練習やるか?」
芋太郎は娘たちの反応をドキドキしながら待つ…。
「うん、やるー!」
イエスッ!
芋太郎の右手がガーミンのボタンに触れる。
長女と走る
こんなこともあろうかと、ガーミンだけでなく靴はデュラモを履いてきた。
娘たちとジョギングするにはデュラモくらいがちょうどいい。
まずは長女と走った。
途中コースから外れメチャクチャな感じになってしまった。
小江戸川越マラソンから一週間。
この一週間、全く走って来なかったがキロ7分じゃ歩いているような感じだ。
あえて長女を先に行かせて、少しダッシュで追いかける。
まあそれでも最高ペースが4:40。
本番後一週間の芋太郎はこんな程度じゃ息は切れない。
たった400mちょっとのランはものすごく物足りなかった。
次女と走る
物足りないので次女とも走った。
さすがに2歳児。
すぐに疲れる。
走っては止まり、走っては止まり。
合計でたった200mで終わり…。
平均ペースが長女よりも1分以上遅い。
2歳児と5歳児の実力差はやはり大きい。
一人で走る
全く走った気になれない芋太郎だが、妻がナイス発言をした。
「これって一周何mくらいなんだろうね。」
イエスッ!
「確かめてみようか?腕時計して来てるから、走れば分かるよ。」
「え?なんで腕時計してんの?」
妻からこれ以上余計なツッコミを受ける前に芋太郎は走り出す。
妻が一周何mか知りたいようなセリフを言ったのだから、芋太郎が一人で走っても文句を言われる筋合いはないだろう?
芋太郎は妻の疑問に優しく答えるためにジョギングコースを走るのだ。
さすがに日曜の昼下がり。
いろんな家族で楽しく遊んでいるほほえましい光景の中、芋ピーダッシュを300mも放つわけにはいかなかった。
それなりに違和感ないペースでジョギングをした。
アスレチックの端の一角、人目が完全にないほんの数メートルだけちょっと飛ばした。
一周300m…やはり物足りない。
9月から11月の小江戸川越マラソンに向けたトレーニングはあんなにも嫌だったのに、もっと走りたいと思ってしまうあたり少しヤバい。
まあこれも、更新頻度が落ちてしまったブログのネタ作りのためだと思いたい。
決してランニングに毒されているわけではないと思いたい。