imotaro

小江戸川越マラソン2019は90分切りならず!

皆さん、申し訳ございません…

散々偉そうに大口をたたいてまいりましたが、90分切りできませんでした…

意識高い系、遊ラン、お祭り参加などなど

色んなランナーをボコすか否定してきた割に、自分は何とこの題名にある『ハーフマラソン3か月で90分切り』という目標を、いとも簡単に突破できないという大失態をやってのけてしまいました…

雨が降ったから?

新コースになったから?

いやいやいや、言い訳は全くありません。

ただの走力不足です。

つまり、トレーニング不足です。

反省しております、本当に。

いろいろ応援もしてもらったのに…

反省の念と情けない思いは本当で、それがここまでの敬語表現に表れていると思ってください。

はい、反省はここまで!

普段の芋太郎に戻り、小江戸川越マラソン2019を振り返ってみよう。

芋太郎の記録

小江戸川越マラソン2019芋太郎の記録

1㎞ 4:14

2㎞ 4:18

3㎞ 4:16

4㎞ 4:20

5㎞ 4:15

6㎞ 4:18

7㎞ 4:10

8㎞ 4:17

9㎞ 4:18

10㎞ 4:18

11㎞ 4:18

12㎞ 4:10

13㎞ 4:18

14㎞ 4:15

15㎞ 4:10

16㎞ 4:19

17㎞ 4:19

18㎞ 4:21

19㎞ 4:23

20㎞ 4:18

21㎞ 4:18

+37秒

正式タイム(ネットタイム)は1時間30分35秒

 

15㎞まではほぼ理想通りの走り

Bスタートだったため、最初の入りをとにかく気にした。

前が詰まって不要にスロースタートにならないように注意した。

やはりかなり詰まってる感じだった。

最初の数十メートル程度をガーミンの時計でラップを確認すると4:50あたりを差していた。

メチャクチャ焦った。

すると後ろから爆走してきたランナーがいた。

ココしかない!

すかさず後ろについた。

爆走しすぎのランナーだったので、あっという間に前に消えていったが、そのランナーの後に抜け道ができた。

芋太郎もそれなりにペースを上げてそこを縫うように走った。

とは言っても無理のないペース。

このくらいなら全然いけるというペースで。

1㎞、4:14。

手ごたえ的にはかなりいい。

それでもペースを落とす。

2㎞、4:18。

ここまで落としても4:20を上回らない。

かなり落とした4㎞目でようやく4:20。

想定していたよりも気分的にはかなり順調な入りになった。

じつはこんな感じで14㎞地点までレースを進めた。

14㎞からはじょじょにペースアップを図る。

完全に計画通りだった。

15㎞はさらにペースアップ。

そして4:10。完璧だ。

16㎞も同じように押し続ける。

4:19…

あれ?おかしいぞ?

同じ感覚で走ってるはずなのに…。

17㎞で何とか挽回したい芋太郎は、気持ち的にはさらにペースアップ。

また4:19…

そういえば周りのランナーをほとんど抜いていない…

この感じでこのラップ…

完全に90分切りが赤信号に…

芋太郎の精神が打ちのめされそうになる。

「あ、コレはもう無理だ。」

この言葉が頭の中をぐるぐる駆け巡る。

しかし、芋太郎は経験上知っている。

トレーニングで何度も経験している。

この言葉を体が受け入れた瞬間、ペースは激落ちする。

もはや芋太郎にできることは前のランナーを一人でも多く抜かすこと。

と言っても実際にできたのは、前のランナーに引っ付いて何とか離されないようにすることだけだったが。

残り2㎞はもはや時計は見ていない。

何というか90分切りとの戦いをしてしまうと気持ちが負けそうだったので、前のランナーとの戦いだった。

残り2㎞はかなり本格的なランニングの格好をした女性ランナーを追いかけ続けた。

芋太郎だって同じ追いかけるなら、自分のようなオッサンよりは女性ランナーの方がいい。

一つ断っておくが、まったくやましい気持ちはないぞ?

だったらオッサンでもいいじゃないかって?

その辺りはこの際流してほしい。

とりあえず、終盤戦で気持ちとは裏腹にタイムが徐々に落ちていくときの辛さを知っている方なら、芋太郎が余計な邪念を持つ余裕などないことは分かってくれるはず。

残り3㎞過ぎでやってくる小江戸川越マラソン新コースの心臓破りの坂

芋太郎は先日の調査ランで、実際は200m程度の上り坂で恐るるに足らず、的なことを書いた。

しかし、バッチリ心臓破りの坂だった。

さすがに19㎞走ってきての200mちょっとの上り坂はかなり厳しかった。

その後、500m超の下り坂が続くのだが、上り坂で精魂尽き果て全くペースアップできない感じだった。

最後の1㎞程度の直線も割と厄介で、先日の調査ランでは気づかなかったのだが、疲れていると気づいてしまう。

微妙な上り坂になっていることに。

小江戸川越マラソンの新コースだが、芋太郎的には前よりもキツイ。

以前は平塚橋を下ったらあとは平坦という感じだが、新コースは後半にアップダウンが待ち構えている。

他のレースに出たことがない芋太郎にとって、終盤戦のアップダウンがこんなにも辛いとは知る由もなかったのだ。

 

 

初の雨レース

芋太郎にとっては本番レースで雨が降ると言うのは初めての経験だった。

どしゃぶりではなかったので、シューズが重くなるとか、特別水たまりの中を走るとか、そう言うことはなかった。

気温も高かったので、体が冷える感じも全くなかった。

むしろゴミ袋を着て走ったのだが、4㎞地点で熱くなり脱ぎ捨てた。

だから雨によるタイムの遅れはまずなかったと言っておこう。

そこは全く言い訳にできない。

初の雨のレースで大変だったのは待機場所とアップの時間だ。

早くからアップをしてしまうとびしょ濡れになって体が冷えてしまう。

そうならないようにギリギリまで今回は車の中にいた。

駐車券を取れたからよかったものを、これが駐車券が取れず、雨の中での待機とかであったら…

絶望だ。

さらに気温も高かったから良かったものを、これが5℃とかであったら肉ゼロのモヤシ構造をしている芋太郎にとっては地獄のようなレースになっていたかもしれない。

今回、万全を期して100均のカッパも買っておいたが使わなかった。

その代わりゴミ袋の自家製カッパを使った。

ゴミ袋カッパの威力はなかなかだった。

かなり温まることが分かった。

それを知ることができたのは収穫だと言えよう。

小江戸川越マラソン2019を芋太郎的に総括

参加賞が豪華になった!

参加費が高くなった代わりか、参加賞が豪華になった。

小江戸川越マラソンと言えば、当初は参加賞がリストバンドとタオルというショボさで有名だったが、徐々にグレードアップしている感がある。

では、小江戸川越マラソン2019の参加賞はどんなものだったか?

最近恒例のネックウォーマー

協賛のASIAグループが以前はリストバンドを入れていたが、最近はネックウォーマーを入れるようになった。

帽子にもなるタイプで、これは結構温かそうで使い道がある。

と言っても、昨年もらったネックウォーマーがどこに行ってしまったか、芋太郎には分からないのだが…

芋太郎は小江戸川越マラソンが終わると長い休養期間に入ってしまうため、ネックウォーマー自体使わないのだ。

しかし、今年はこれからポツポツ旅ラン的な何かをやっていく可能性があるから、使い道はありそうだ。

少なくともリストバンドよりは全然いい。

日焼け止めの代わりがプリンのエナジージェル?

一昨年、昨年と日焼け止めが入っていたが、今年はそれがなくなった。

その代わりにプリン味?のエナジージェルが入っていた。

これはややグレードダウンか?

子どもたちにあげたのだが、あの食いしん坊の次女のシー坊ですら残していた。

長女が言うには「甘すぎる」とのこと。

私も飲んでみたが、はっきりマズかった。

日焼け止めからのグレードダウンで間違いなし!

タオルがなくなり、初のTシャツ!

ここは完全にグレードアップではないだろうか。

小江戸川越マラソンの参加賞の代名詞と言えばタオルだった。

スポーツタオルを毎年もらっていたが、何となく年を追うごとに徐々にサイズが大きくなっているような気がしていた。

今年はついにバスタオルか!?

芋太郎の予測は外れた。

タオルはTシャツに化けて現れた。

芋太郎的にはこっちの方が断然いい。

憧れだったのだ。

ランニング中毒者のみなさんはいろんな大会のTシャツを着て走っているではないか。

あれを着て走っている人を見ると「あぁ、この人もかなり走るんだなぁ~」なんて思うのだ。

「富士吉田」とか「KASUMIGAURA」とか、そういう文字を見ると「わざわざあそこまで行って…」と尊敬してしまう。

まあ、小江戸川越マラソンの文字のTシャツを着て隣の狭山市で走っていても、ちょっとしたミーハーに思われる可能性は否めないが。

芋太郎の敗因

完全なトレーニング不足だ。

とくにハーフ走の数をこなさなかったのが響いているような気がする。

スピード感覚的には問題なかったと思う。

最初の入りの4:14も、途中で出した4:10も大して辛くなかった。

15㎞地点での足の感じもいつもとそれほど変わらなかったのだ。

足が多少重くなっても、終盤はいつもは押し切れていた。

それが全くペースが上がらなかった。

単純にスタミナ不足だったのだろう。

小説『風が強く吹いている』で、山下りの登場人物が2秒差で区間賞を逃して言うセリフがある。

「その2秒は俺にとっては1時間くらいある。」

まさにその気持ちだ。

35秒届かず。

本当にマラソンを走ったことがない人からすれば「たった35秒くらいどうにかできただろう?」と思うかもしれない。

できるわけがない。

この35秒はまず間違いなく、本番でどうこうしたからといって取り返せたものではない。

自画自賛になってしまうが、芋太郎はおそらく現有走力の中でほぼ100%のベストの走りをしたと思っている。

それでも届かなかった35秒。芋太郎にとっては1時間どころか、2週間分くらいはあるような気がする。

ハーフのがちんこタイムトライアルを2回くらいやって、どうにか縮められるタイムかもしれない。

がちんこタイムトライアルを2回やるには2週間は必要だ。

そのくらいは最低でもトレーニングの追加が必要だったのだろう。

とりあえず、今年の挑戦は完全に失敗した。

失敗した人間があえて偉そうにも言わせてもらう。

3か月でハーフマラソン90分切りと言うのは、はっきり難しい!

とくに中年男性には相当に難しい。

芋太郎はこの反省を踏まえ、来年の小江戸川越マラソンに向けては、もう少しトレーニングを重ねようと考えている。

タイトルに背いてしまうかもしれないが、休養の9カ月にも、もう少し走ろうと考えている。

そうすると自称「ランニング初心者」が、さらに疑わしい状況になってしまうが仕方がない。

90分切りを2年連続で逃すのは我慢ならない。

ここから9カ月間は手を抜くことは間違いないが、旅ランだの、地域の調査ランと称し、それなりに走っていこうとは思う。

90分切りを舐めるなよ!

自分自身に言い聞かせ、9カ月のオフ期間を過ごしたいと思う。

とりあえず、この3か月間の芋太郎の記録を読んでくれていた方々、本当に感謝いたします。

今後は本格的なランニング記録は共同執筆者の「富土通」氏に譲りますので、どうぞよろしくお願いいたします!

芋太郎は眠っていたスマホケースをできれば週一くらいで帯同して、ふざけた旅ラン?散歩ラン?調査ラン?そんなものをやっていくつもりです。

最後に…

3か月、超疲れた!