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ズバリ、ハーフマラソン初心者はこのタイムを目指すべし!

いまだマラソンのレースに出たことがない人に贈る芋太郎の主義・主張。

勘違いしてはいけない。

これはアドバイスではない。

科学的、そして優しいアドバイスを欲しいのならランニング中毒者や専門家がたくさん教えてくれる。

ググればたくさんヒットする。

しかし、ここは芋ワールド。

そんなことを言ってても始まらない。

芋は芋で芋的主張をぶつけてみる。

理解者がどれくらいいるかは未知数だが。

条件は20代~40代限定の非メタボリッカー(男)

芋太郎は芋太郎でしか語れない。

知らない。初心者女性ランナーのタイムとかそういう相場は知らない。

あくまで芋太郎が知っているのは芋太郎だけなのだ。

なので条件は以下のように規定する。

芋太郎的主義修行が通用する条件

・年齢20代~40代の男性

・非メタボリッカー

・非喫煙者

・ランニングシューズを買う金がある

このくらいの条件は欲しい。

さすがに50代とかは体の調子がいろいろあるだろうから無責任なことは言えない。

何となく40代くらいの知り合いを見ていると「まだまだイケるっしょ?」という印象を受けるので、40代はカバーできる話だと。

メタボリッカーの人はとりあえず痩せよう。

身長170㎝、体重100㎏とかはやっぱり無理だ。

そもそもトレーニングに足が耐えられない。

とりあえず痩せよう。

私はもともと非喫煙者なので、まったく分からないのだが喫煙者が長距離を走るのはキツイのではないか。

タバコを吸うと有酸素運動能力が低下するとかしないとか。

難しいことがネットで出ていたが、それは芋太郎の出番ではないので控えておこう。

いつか共同執筆者の「富土通」氏がこのあたりのことを書いてくれることを願って。

ランニングシューズを買えない人はそもそもハーフマラソンに出るのは辞めた方がいい。

足が壊れる。

足が壊れたら次の日以降の仕事にも関わる。

仕事に関われば給料が減るからさらにシューズが買えなくなる。

だったら、最初からレースに出ないで散歩くらいにとどめておいた方がいい。

ホントにシューズは大事だ。

ランニングするのにスニーカーとかマジで神をも恐れぬ行為は辞めよう。

たぶんレースの日まで足がもたない。スニーカーも持たないと思うけど。

期間は3カ月

芋太郎は3カ月のトレーニングしか知らない。

その感覚しか知らない人間に半年間のトレーニング方法とか聞かれても困る。

一つ言えるのは「半年間とかなら自分だったら飽きてやめる」ということ。

ランニングってのは「走る、息が切れる、足が重くなる、疲れる」だから「苦しい」ってだけじゃないのだ。

いや、むしろ本当に初心者中の初心者なら、最初はウォーキングなのかジョギングなのか分からないペースでやればいいんだから、身体的な疲れはそれほどないかもしれない。

むしろトレーニングのための時間を作り出すために朝いつもより早く起きたり、夜仕事が終わった後わざわざ外に出たり、そういうランニングを開始するために負担しなければいけない時間、手間、精神力が大変なのだ。辛いのだ。

それを半年間とか、一年間やるのはわりとハードだぞ?

こういうことが半年も一年も、自分自身で当たり前のように続けられる人は勝手にランニング中毒者への道をたどると思う。

だから芋太郎の戯言なんか聞かなくてもよし!

芋太郎の戯言を聞くべき人間は、「そんなに長い期間頑張りたくないけど、出るからにはカッコいいおじさんって思われるくらいのタイムは出したいなぁ~」と都合の良いことを考えている人だけでよし!

1時間50分を目指すべし!

ズバリ目指すべきタイムは1時間50分としようではないか。

理由は簡単。

芋太郎が初めてのレースで大体そのくらいで走れたからだ。

言っておくが、芋太郎も初めてのハーフはなめていた。

週に2,3回くらいしか練習しなかったし、一回の練習も3㎞くらいのジョグだけだったりした。

たまには10㎞くらいも走ったが、相変わらずジョギング程度で走っていたように思う。

ハーフの距離は一回も走らずにレースに出た。

それでもこのくらいのタイムでゴールできたのだ。

途中、ずいぶん歩いたが。

自分自身が出せたというのも一つの理由だが、もう一つ大きな理由がある。

1時間50分くらいであれば、周りがほめてくれるのだ。

「えっ?ハーフマラソン2時間切ってるの?すごいじゃ~ん!」とはよく聞く言葉だ。

これが2時間越えとかになると、もはや「ハーフマラソン完走したんだ。」になってしまう。

それだと普通にそこら辺にワンサカいる。

スゴイと言ってもらえない。

せいぜい「私も出たことあるのよ~、辛いわよね、アレ。」で終わる。

せっかくトレーニングしてきたのに、それじゃその後に続かない。

ただの記念出走になってしまう。

別にそれでもいいが。

せっかくだったら褒められたいと思わないか?

芋太郎はすごく褒められたい。

だから芋太郎自身は90分切りなのだが。

とにかく初出場なら1時間50分

それで大体の人は褒めてくれる。

芋太郎のように意地悪な人間なら褒めないかもしれないが、そういう性格の曲がったヤツは無視しても全然いい。

初心者が行うべき練習方法とは?

ハーフ初出場の人たちにおくる芋太郎の練習方法。

期限は3カ月。

さあ何をする?

四の五の言わずに月間120㎞くらい走れ

1時間50分くらいなら、とにかく走ってれば達成できるはずだ。

たくさん走ろう。

足が痛くなったら休むとして、そうじゃなければとにかく走ろう。

目安は月間120㎞くらい。

大体、芋太郎が9月に走り始めて120㎞~150㎞くらい走ると1時間50分が見えてくる。

月間120㎞だと3か月で360㎞に達するわけだから、その3倍の距離に当たる。

万全だ。

ここでツッコむ人もいるかもしれない。

「さっき週2,3回の練習で一回あたり3㎞程度の練習だったって言ってたじゃん。それなら月間50㎞程度だろ?なんで他人には厳しい距離を提案するんだよ?」

残念ながら、芋太郎はかなり痩せている。

ランニング中毒者の「富土通」氏いわく、かなり長距離向きの体をもともとしているとのこと。

芋太郎は普通の成人男性に比べ、走るときの足への負担が相当少ない。

だからこそ、その程度のトレーニングでも1時間50分で走れた。

それを考慮すると普通の成人男性はもっと走ろう。

やっぱり月間120㎞くらいは走ろう。

科学的根拠はぜんぜんないけど、そのくらい走れば自信にもなるだろうし。

「俺、今月100㎞以上走ったんだぜ。」

って言えば、その時点で周りにも褒められるだろうし。

給料は上がらないだろうけど。

ムリにスピード練習とか要らない

ハーフマラソン1時間50分だとペースはキロ5分14秒らしい。

キロ5分14秒は特別速いペースではない。

そこそこトレーニングしていれば普通に出せる速度だ。

ちなみにトレーニング開始から走行距離200㎞弱まで来ている芋太郎だと、キロ5分14秒はわりと楽なペースになる。

ダラダラ走っても普通に出る速度だ。

メタボリッカーでなければ恐れるスピードではない。

わざわざインターバル走とか坂道ダッシュとか、スピード練習をやらないと出せない速さではない。

それなら無理にスピード練習をする必要もないだろう。

いつものジョギングをちょっと速く走ったりする日を何日か作ればいい。

スピード練習はケガのリスクが格段に上がるし、相当辛いので練習を辞めたくなるリスクも2倍以上跳ね上がる。

1時間50分狙いなら、普通にわりと距離を踏んで何となくときどきペース上げてみてちょっと苦しくなるくらいの練習をすればよい。

一回はハーフの距離を踏んでおけ

ここは本当におススメしておく。

初めてのハーフの距離はとりあえず長い。

芋太郎は初の21㎞を初めての小江戸川越マラソンで体験したが、「コレ、マジでいつ終わるの?」って感じだった。

目の前の坂を超える。

さすがにこれで終わりでしょ?

みたいに思うと、先の見えない直線が伸びている…

「えっ?マジ…ゴールどこ?えっ?この直線ではない?ウソウソウソ!誰かゴール動かしたでしょ?」

ってくらいゴールがない。

ゲームでラスボスと戦う。

大体、1体目は見せボスだ。

これはゲームをやってる人も大体分かる。

どーせ、次もいるんでしょ?

で、次が出てくる。

結構強い。

結構消耗しながら、ソイツを倒す。

終わった…。ついにクリア…。

と思ったら真のボスがまた出てくる。

ウソーッ!

もうパワーないよぉ~

いくら何でもゲームならこれで大体終わる。

コイツを倒せば本当にクリア。

初のハーフマラソンというのは、これが後3回繰り返される。

マジでそれを想定しておいた方がいい。

そのためにハーフの距離を一回は踏んでおこう。

ラスボス6回転を体感しておこう。

初めてのハーフマラソンで芋太郎が失敗したこと

①トイレ

レースに出たことない人はここが想定できないだろう。

トイレが激混みするぞ?

男子でも激混みするぞ?

その混み具合、「あれ?今日ってドラクエ3の発売日だったっけ?」ってくらい行列ができる。

どっちが混むかというと、「大」が混む。

ごはん時の人、ブログの画面を閉じるならこのあたりだ。

このあたりが潮時だ。

芋太郎はこれでけっこう小学4年生男子が好きそうな下品な話が得意でもあるぞ?

女性諸君、そして潔癖症の人、食事時の人、真面目な人はここで引き返せ!ギリギリだ!

ということで話を続けるが、芋太郎は初出場のときはこの状況をなめていた。

トイレなんて現地で行けばいいさー♪

下手な沖縄イントネーションでなめていた。

出発ギリギリに起きて、その時が来たら現地のトイレでいつでも放てるもんだと幻想を抱いていた。

甘かった!

小江戸川越マラソンの初大会時はいまほど仮設トイレもなかった。(仮設トイレが増えた今でも激混み状況は変わっていないが。)

激混みの行列を並んで並んでようやくたどり着いた仮設トイレ。

入ってみてびっくり。

どこのどなたかのドラクエ3のスライム…いや、バブルスライムの茶色版が残っているではあーりませんか。

どこのどなたかのバブルスライムの上に自分のホイミスライムを乗せるのはさすがにキツイ。

これは芋太郎の3大トラウマの1つになっている。

残り2つを聞かれると「えー・・・っと…」って捏造を考えたり、いろいろ困るので聞かないでほしいのだが。

その次の年以降は、きっちり余裕を持って朝起きてホイミスライムとかバブルスライムを家のトイレで出してから出発するようになった。

汚い話はここまでにして、さきほど離れていった人たち帰ってきてくれ。

あとは真面目な話、トイレの行列が「大」なのか「小」なのかは確認した方がいい。

男子トイレの「小」は意外に空いている。

普通に回転していることが多い。

それを知らずに「大」の列に並んでいると損を見る。

「小」の場合は、先にトイレの中を見に行った方がいい。

で、並んでいる人に「大ですか?小ですか?」と聞けば、どっちで並んでいるか分かる。

間違っても「大ですか?小ですか?それとも中ですか?」などと聞いてはいけない。

いくら温厚な人が多いランニング愛好者であっても、レース当日はピリピリしている。

ましてやお腹の中にバブルスライムを抱えている状態の人に向かって、そのとんでもなくつまらないジョークは許されない。

②オーバーペース

事前に一回もハーフの距離を踏まなかった芋太郎は完全にオーバーペースでツッコんだ。

普通にキロ4分台とか繰り出しまくった。

そして12,3㎞地点でアホなことにスパートをかけたような気がする。

15㎞地点で死んだ…

初出場の地獄の苦しみは忘れない。

足が棒のように固くなってちょっと曲げるのですら痛い。

残り6㎞は歩いたり、ちょっと走る格好をしてみたり(それも歩きとほぼ変わらないが…)。

下り坂なんていっそのこと地面に寝転がってくるくる回って下りたいと本気で思った。

歩いている人に抜かれ、歩き返して抜き…

コレ?一体なんの大会?著しくレベルの低い競歩?

本気でリタイアを考えるくらい辛かった。

初出場の皆さんは絶対にスローペースで入ろう。

いや、本当に余裕だぜ~♪くらいのスローペースで入ろう。

どうせ21㎞もあるのだ。

タイムは後からいくらでも稼げる。

ペースアップを考えるなら残り5㎞くらいからにした方がいい。

③仕事設定

ここは本当に個人的な話だが、芋太郎は初レースのときに仕事を入れていた。

ハーフを走った後に仕事に行ったのだ。

まあ零細経営者なんてそんなもんだと言えばそうなのだが、完全に甘く見ていた。

仕事になんかならないのだ。

体中悲鳴を上げてまともに動くことすらできないのだから。

完全にハーフマラソンをなめていた。

普通にレース後でも仕事ができると考えていたのだから。

今はもちろん、小江戸川越マラソンの日は休む。

そこは甘えてスタッフたちに任せる。

まとめ

どうだろうか。

この記事を読んで初ハーフで1時間50分を狙ってみたいと思ってもらえたであろうか。

仮に思った人がいたとしたら、その人はちょっと危ない。

言っておくが、本気で思うんなら真面目な人が書いたちゃんとしたブログを読んだ方がいい。

まあこのブログで言えば「富土通」氏の記事を読んだらどうだろうか。

そもそも「年間3カ月しか走らない」なんて言ってるヤツの話をまともに聞く人間なんていないだろう?

準備運動をしないなんてヤツの話、まともに信じたら故障するに決まってる。

ただコレだけは言える。

やっぱり初ハーフマラソンで1時間50分ならわりと褒めてもらえるだろう、と。

それが自分の自信になれば、もしかしたらアナタもランニング中毒者になれるかもしれない。

アナタならなれる!

ランニング中毒者に!

ハーフ1時間50分切りでその道をつかめ!

私は決してなりたくないが…。