何となくインターバルっぽい走とは?
雨だ。
今シーズンはわりと朝から雨の日は少ない気がする。
今シーズンといっても芋太郎の今シーズンは8月31日から始まっているに過ぎないが。
水たまりがたまるほどの雨ではない、霧雨程度。
気温もちょうどよく、芋太郎的には走るにはちょうどいい天気。
ということで、今日は「何となくインターバルっぽい走」を決行することにした。
少し説明しよう。
コースはとりあえず、いつも使う12㎞ちょっとのホンダロード経由コースだ。
最初の2,3㎞は様子見でタラタラ走る。
ここはペースはまったく気にしない。
その日の体調と精神力を確認する時間。
ここで体調が悪く精神的に負ければ、「何となくインターバルっぽい走」は相当甘いトレーニングと早変わりする。
幸いにして今日はわりと攻める気持ちが持てた。
おそらく土日でほとんど走ってないから疲れが取れているのだろう。
最初の2㎞をタラタラ走った後、次の1㎞をペースアップ。
本当のインターバル走が100%だとしたら、「何となくインターバルっぽい走」は80%くらい。
80%で1㎞走ったら、次の1㎞はタラタラ走る。
呼吸と精神力を回復させる。
で、1㎞タラタラ走ったら、次の1㎞はまた80%で走る。
コレの繰り返し。
途中で精神的に「もうヤダ。」となったら、そこから先は全部タラタラ走る。
イケるところまでこれを繰り返す。
コレを芋太郎的には「何となくインターバルっぽい走」と呼ぶことにしよう。
このトレーニングは芋太郎的にはわりと伝統的な手法だったりする。
メリット
「何となくインターバルっぽい走」のいいところは、本格的なインターバル走に比べ楽なところだ。
100%で走らなくてよいという精神的な余裕がもてる。
そして、距離的には12㎞走るので「ま、休憩時間が長いけどその分多く走るからいいよね。」という自分自身への言い訳ができる。
やってみればわかるが、1000m×5本(間2分休憩)のインターバル走に比べ格段に楽だ。
200m×8本の坂道ダッシュに比べても楽。
芋太郎的には12㎞のビルドアップよりも楽だと感じる。
以前の記事で初ハーフマラソンで1時間50分を目指せ、的な記事を書いたが、そのくらいの走力を目指す人なら「何となくインターバルっぽい走」を続けていればわりとイケるんではないか?
責任は持たないけど。
デメリット
楽な分だけレベルアップはできないと感じる。
やはりインターバル走や坂道ダッシュをやると、レベルアップを感じるときが多い。
心肺機能が強化されるのか、速さになれるという感覚が持てるのだ。
その点で「何となくインターバルっぽい走」はやっぱり何となく効果は薄い、と。
1㎞の休憩ランが長すぎるんだろう。
でもしょうがない。
これを200mとかに短くしたら、結局本格的なインターバル走になってしまう。
それをやりたくないから、「何となくインターバルっぽい走」をやってるわけで。
精神的・身体的負担を減らしているわけだから、効果が減ってもしょうがないだろう?
実際やるとこんな感じ
コレが実際に本日決行した「何となくインターバルっぽい走」だ。
今日は体調と精神力がわりと良かったので最後まで「何となくインターバルっぽい走」を続けられた。
最後のダッシュ区間で3分台が出ているが、これは下り坂利用なのであまり参考にならない。
今日のランでは偉人、変人、奇人、鉄人を見ることもなく終えた。
しかし、この雨の中、わざわざタバコを吸いながらタラタラ歩いている人を見ると思う。
「わざわざ雨の中タバコを吸うこともないだろうに。少しくらい走ってみたらいいのに。」と。
向こうからすれば「わざわざ雨の中、走るなんてバカじゃない?」なんだろうけど。
言っておくが私はランニング中毒者ではないからな。
一年に3カ月だけこんな状態だが、残り9カ月は雨の中わざわざ走る人たちを見て「あの人も相当だなぁ…」と呆れる側だからな。