imotaro

スピード練習強度「中」から攻めてみる

10月に入ってしもうた。

小江戸川越マラソンまで残り2カ月。

ここからは芋太郎が嫌いなスピードに特化した練習を否が応でもしなければいけない。

ハーフ90分切りというのは、いくら距離を稼いでも乗り越えられない壁がある。

ランニング中毒者の方々には今更言う必要などないと思うが、ハーフマラソン90分切りをするためにはキロ4分10秒そこそこで走り切らなければいけない。

ランニングをほぼしたことがない人は想像できないかもしれない。

1キロ、いや500mでもいいからキロ4分10秒で走ってみるとよく分かるはず。どういう体感速度になるのか。

「えっ?マジ?この速さで21㎞も走るの?」

ってくらいには感じると思う。

わりと8割くらいはダッシュの感覚がないと中年男子には出せない速度だ。

なぜなら、今の芋太郎でもキロ4分10秒で走るのはたとえ短い距離でもキツイ。

今日のランの結果。

2㎞~5㎞の3キロ区間を芋ピーダッシュした。

見て欲しい。

9月の一か月間、280㎞走破した男が必死に3㎞を走ってようやく最後の1㎞だけ4分10秒を刻んでいるのだ。

最後の1㎞はそれこそかなりのダッシュをかけている。

この速度を21㎞刻むのがハーフ90分切りという世界…

今は必死で出している4分10秒を当たり前の速度にしなければ、到底ハーフ90分切りなどできないわけだ。

ということで10月はスピード練習が必須となる。

4分10秒が当たり前の速度になるように、もっと速いスピードで走る練習を積まなければならない。

コレが芋太郎にとっては超絶なる地獄なのだ。

芋太郎は心拍数が上がるトレーニングが大嫌いだ。

10月の始めはスピード練習としての強度は「中」くらいのトレーニングから始めて見た。

強度が「大」の1000m×5本のインターバル走、200m坂道ダッシュ×8本はまだまだ封印しておこう。

芋ピーダッシュとは?

iMopedia(芋ペディア)

逆パターンの予定変更もたまにあり

最後の1㎞を見て欲しい。

3㎞走った後、ジョギングを1㎞挟んだ後、最後にもう一回芋ピーダッシュをしかけている。

たまにこういう場合もある。

芋太郎は基本、トレーニングを下のレベルにしか変更しない。

どういうことか?

何となく予定していたトレーニングをやっている内に、「あ、辛いな~、疲れてんな~」と思ったら距離を減らしたり、スピードの強度を下げたり。

そういう下のレベルに変更することはちょくちょくある。

しかし、今日のように逆パターンもたまにはあるのだ。

今日はもともと3㎞の芋ピーダッシュを予定していた。

予定通りのトレーニングを踏んで、その後の1㎞のジョグ中…

「今日はわりと体が軽いぞ?もうちょっとダッシュしてみようかな?」

かなり珍しいことだが、そういう考えが出てきた。

感覚に任せるのが芋流。

残り1㎞の地点で芋ピーダッシュ再開。

最初は100m程度にしようと思ったが、案外いけそうだったのでせっかくだから1㎞走ってみた。

4分ジャストのスピードはさすがに心拍数にグッときた。

ラスト1㎞は散歩のおじいさんを驚かせるには十分な音量の必死な呼吸音を発していた。

いよいよ勝負の1カ月。

大体ここで決まる。

この一か月で、いかに4分10秒前後を楽に走ることができるようになるか。

楽に走れるようになるために、苦しい経験を何回踏めるか。

この1カ月は、距離よりもいかに苦しい経験をするかが大事。

「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」

昔、山中鹿之助が三日月に向かって祈ったという。

芋太郎はターサージールに向かって祈ろうと思う。