フォアフット着地からミッドフット着地に変えた結果。

今回は結論から

フォアフット着地」から「ミッドフット着地」へ変えた結果、

「ストライド走法」から「ピッチ走法」へ変わった。

この事実について、今回は記事を書きたいと思う。

まずはすごく簡単に、「フォアフット着地」「ミッドフット着地」

「ストライド走法」「ピッチ走法」について説明しようと思う。

・「フォアフット着地」
足裏の前足部から着地する。わたしのイメージとしては前足部外側で着地して拇指球に乗せる感じ。

・「ミッドフット着地」
足裏全体で着地する。わたしのイメージとしては足裏がフラットに着地して足裏全体で軽い着地をする感じ。

・「ストライド走法」
歩幅の大きい走り方。一歩が大きく歩幅でスピードを出していく走法。

・「ピッチ走法」
歩幅の小さい走り方。一歩が小さく足の回転でスピードを出していく走法。

もっと、細かく科学的に知りたい方や走り方について詳しく知りたい方は、他のサイトを見て頂きたい。

 

まず、わたしは元々「フォアフット着地」ではない。
2019年1月「ズームフライニット」を購入したきっかけで「フォアフット着地」にチャレンジしてみた。
本格的には3月から9月にかけて1,000㎞以上の距離を踏んで着地改造に取り組んだ。

「ズームフライ ニット」以下

その結果、10㎞の自己ベストを更新したり、インターバル走のタイムを上げることができた。

ちなみに

10㎞ 39分36秒 (2年ぶりに6秒更新)

インターバル走 1㎞×5本 レスト70秒 avg.3分39秒

こんな感じに走れるようになった。

そこそこの成果を出したことには満足しているが、「フォアフット着地」では

『ハーフは持たない』という結論に至った。

だいたい予想はついていたが。

 

そして、9月中旬より「ミッドフット着地」に意識的に戻すようにしている。

その結果、先日のハーフ走(内容は後記を見て頂きたい。)のランニングデータを見ていて気付いたことがある。

 

「ストライドが小さくなっている」

 

「フォアフット着地」に取り組んでいた時期と「ミッドフット着地」に戻している今時期で
同距離、同タイムのデータを探してみた。

その結果、
「フォアフット着地」3月末~4月末
「ミッドフット着地」10月上旬

に該当するデータを見つけることができた。

まずは、「フォアフット着地」3月末~4月末

【5㎞データ】

【ハーフデータ】

 

次に
「ミッドフット着地」10月上旬

【5㎞データ】

【ハーフデータ】

5km、ハーフ

ともにストライドが小さくなっている。

 

【5㎞のストライドデータ】

139㎝→129㎝

マイナス10㎝

【ハーフのストライドデータ】

128㎝→121㎝

マイナス7㎝

 

正直、「ミッドフット着地」にすることで、
ここまでストライドが小さくなっているのは単純にショックだった。

「フォアフット着地」にチャレンジする前もここまでストライドは小さくなかった。

「ミッドフット着地」→「フォアフット着地」→「ミッドフット着地」の変更が何らかの化学変化を起こしてストライドが小さくなってしまったのだろう。

わたくし、富土通(フドツウ)は『カッコつけマン』なので

ストライドが小さくなるのは見栄えが悪くなるのでショックだった。

誰だってカッコ悪いより、カッコ良い方がいい。

しかもストライドが小さくなっているということは
「スピードが落ちたのでは?」と直感的に思ってしまう。

しかし、同タイムのデータがあるわけなので、すぐに答えは解った。

 

『ピッチが上がっている』

 

【5㎞のピッチデータ】

181spm→192spm

プラス11spm

【ハーフのピッチデータ】

184spm→193spm

プラス11spm

この事実はデータを取り始めてから初めてのことだ。

5㎞もハーフも平均して190spm以上を超えることなど、今までになかった。

フォームで意識しているのは以下

①ミッドフット着地、フラット走法
②リラックス、脱力、力まないこと
③左腕を回してリズムを取る
④シザース動作(脚を前でさばく)

実際、苦しくなったら、
②リラックス、脱力、力まないこと
くらいしか意識できないのだが。

 

「フォアフット着地」から「ミッドフット着地」へ変えた結果、

省エネかつ、足の回転が速くなって、ハーフ仕様の走り方になっているのかもしれない。

実際、5㎞もハーフも走りは安定している。しかも、余裕度も上がっている気がする。

とにかく、この結果が吉と出るかは

11月の本命レース「上尾シティマラソン」および「小江戸川越ハーフマラソン」で

解るだろう。

 

【記事:芋太郎ブログ富土通(フドツウ)】