ハイテクハーフマラソン結果2020.1.12

レース戦略

前日に「血栓性外痔核」発症。

レース疲労が強くなれば、脱肛して血栓性外痔核の悪化は強烈なものになる。

とにかく「かなりきつい」という強度になれば、痔・エンド(ジ・エンド)。

折り返しまでは「らく」という強度で我慢する。

「らく」という強度がキロ4分15秒なら、当初の設定90分切りが見えてくる。

しかしキロ4分15秒に無理にペースは乗せない。

そして、予報どおり風は強くないが、前半向かえ風、後半追い風になる。

後半、痔の様子でペースアップできるか判断する。

これが今回のレース戦略。

レースハイライト

気象条件 くもり 気温7-8℃ 北風1-2m/s

1km 4’31”

ものすごく遅く入ったわけではない。

2km 4’23”

90分切りペースに乗らない。90分切りは難しいか?

3km 4’16”

4km 4’13”

90分切りペースに乗る。
単独走で速くなり過ぎないように、誰かランナーさんに付きたい。

5km 4’19”

安定したペースで走るピッチ走法のランナーさんの後ろに付かせてもらう。

0-5kmラップ 21’45″(キロ4’20”)
90分切りペース+30秒。

6km 4’19”

7km 4’19”

かなり安定したペースで引っ張ってもらう。もう少し速い方がいいが、無理はできない。

8km 4’20”

ジェルを補給する。
通常ハーフでは補給食は何も携行しない。
今回はペースが上がりそうになったところで、ひと呼吸おく意味合いで携行した。

 9km 4’17”

9-12km間は2回のアップダウン。

10km 4’24”

最初の上り坂でペースが落ちる。

5-10kmラップ 21’42″(キロ4’20”)

10km通過タイム
43分27秒

90分切りペース+57秒。

後半約2分上げないと、90分切りはできない計算になる。

折り返し前に、付かせて頂いたピッチ走法のランナーさんから離れ、前に出る。

11km 4’14”

脱肛していない。めちゃくちゃ余裕があるわけではないが、意識的にペースを上げる。

後半、勝負に出る。

12km 4’00”

今回のレース最速ラップを刻む。

左後ろに全身ブラックの女性ランナーさんがついてくる。

13km 4’05”

女性ランナーさんが前に。

速いっ。

負けないぞっ!

気合が入る。

並走する。

14km 4’08”

再び女性ランナーさんを引っ張っる。

15km 4’11”

10-15kmラップ 20’38″(キロ4’07”)

15km通過タイム
1時間04分09秒

90分切りペース+24秒。

16km 4’05”

全身ブラックの女性ランナーはついてくる。

17km 4’10”

「きつい」 という強度に。

普段の練習の閾値走(キロ4)を思い出す。それより10秒も遅い。「なんとかなる」と自分に言い聞かせる。

18km 4’12”

きつい。一生懸命カラダを動かし、ストライドを意識的に上げる。

痔の痛みを感じたのは1回だけ。集中していた。

19km 4’10”

全身ブラックの女性ランナーさんが前に。

なんとか付いていく。

20km 4’17”

ペースが落ちて、女性ランナーさんに付いていけない。

「かなりきつい」という強度に。

15-20kmラップ 20’55″(キロ4’11”)

20km通過タイム
1時間25分04秒

90分切りペース+6秒。

ペースが落ちてきているので、90分切りは難しいか?

21km 4’13”

後ろからきたランナーが併走してきた。

お互い必死。

ガクッといかないように、もがく。

フォームだけ気をつけて

とにかく、もがく。

あと数100m。 

苦しい。

大会DJの90分切りのアナウンス。

ギリギリ90分切りいけるか?

ラスト171m 

36秒(キロ換算3’30”)

ゴール

1時間29分55秒 (ネットタイム)

走行データ・記録証

走行データ

記録証

終わりに

ネットタイムでなんとか90分切りの設定をクリアした。

血栓性外痔核を発症した中、良い走りだったと思う。

レース戦略が良かった。

痔持ちで走るこれまでの経験が活きた。

そして、レースの中で一緒に走らせてもらった

「ピッチ走法のランナー」さん

「全身ブラックの女性ランナー」さん

「最後1km併走したランナー」さん

に感謝申し上げたい。

ありがとうございます!

今回「ズームフライニット」でハーフを走れたのは良かった。

そしてふくらはぎのダメージが少ないのも確認できた。

これならハーフでも使える。

はなももまでの練習は大きく変更する。

昨年12月のさいたま国際、フルの疲れが根強く残っている。

もちろん「ヘモリンド」を買って帰ったと言い添えたい。

 

【記事:芋太郎ブログ富土通(フドツウ)】