上顎骨CT検査から鼻口蓋管嚢胞が見つかる。初めての入院、全身麻酔、切除手術へ

全て初めて、CT検査から入院、全身麻酔の切除手術へ

40歳おじさんランナーはこの歳になって、初めて入院して切除手術することになりました。

しかも全身麻酔です。

昨日、医大の口腔外科で精密検査をしまして、初めてのCT検査をしました。

遊園地の乗り物に乗った感じでした。

検査の結果は「鼻口蓋管嚢胞」でした。

約2cm位の嚢胞です。

そのままにしておくと肥大していくようです。

1週間程の手術入院が必要で、嚢胞を全摘出するようです。

口腔内天井部から切除し骨を削り、摘出するようです。

(うぅ〜こわいじゃないか)

取り急ぎ、これまでの症状の経過、診察経過、病変(良性)が見つかるまでについて、記事を書かせて頂きます。

最終的には術後の根治までまとめていきたいと思っています。

手術入院はコロナウイルスの影響で緊急性の高いものを優先するとのことです。

緊急性の高い手術の為に、ある程度病床をあけておく必要があるのだと思われます。早く済ませたいところですが、今のこの状況ではしかたありませんね。

よって、手術入院は随分先で6月下旬となりました。(検査入院は6月上旬。全身麻酔ができるかは検査が必要なんですね。初めて知りました。)

 

これまでの経過医療費3割負担

3月10日 原因不明の激しい歯茎痛、歯痛を発症。痛み止め内服も全く効かず。

3月11日 かかりつけの歯科受診。医療費3割負担5,000円

口内炎、打診痛を訴える。予想どおり虫歯はやはりなし。

レントゲンはパノラマ(全体)とデンタル(部分)を撮影。嚢胞の疑いあり。

(その後、激しい痛みはおさまる。歯が浮くような違和感と痺れが残る。1ヶ月以上、4月15日現在も続いている。)

3月14日 かかりつけ歯科再診。医療費3割負担300円

かかりつけ医では判断できないとのこと。口腔外科の受診を勧められる。

3月22日 かかりつけ歯科にて外部からの口腔外科医の診察を受ける。医療費3割負担1,000円

レントゲン(デンタル)を再度、撮影。やはり1〜2cm嚢胞の疑いあり。良性、悪性を含めた精密検査(CT検査)を勧められる。医大の紹介状を作成してもらう。

4月9日 医大初診。医療費3割負担3,000円

レントゲン(パノラマ)撮影。触診。やはり嚢胞の疑い。

4月14日 医大再診。医療費3割負担5,500円

CT検査により病変見つかる。電気を通し神経の死活を検査。神経と歯には異常なし。

「鼻口蓋管嚢胞」と診断される。

全身麻酔の手術入院が必要。

4月15日

手術入院に備えてあれこれやった昨日のこと(限度額適用認定申請など)

6月上旬 検査予定。

6月下旬 1週間の全身麻酔による手術入院予定。

 

鼻口蓋管嚢胞 (びこうがいかんのうほう)

鼻口蓋管嚢胞とは

鼻口蓋管に発生する嚢胞のことで、文字どおり鼻の下あたりにできました。大きさは1~2cmくらいでした。痛みが発生してから1 ~2日間は激しい痛みがありました。かかりつけの歯科でレントゲンを撮影(パノラマとデンタル)して嚢胞の疑いがあり、医大でCT検査をしたところ病変としてしっかりと確認されました。治療は全身麻酔の切除手術で全摘出手術が必要。全摘出できれば予後は良好で再発の可能性は低いようです。

 

鼻口蓋管嚢胞の症状

症状は、嚢胞の発生部位によって異なるとのことです。病院検索ホスピタサイトによれば前歯部の歯肉唇移行部に腫脹をきたすものと、口蓋に腫脹をきたすものとがあるようです。私の場合、口蓋に腫脹をきたすもので1~2cmくらいと言われました。前述したように痛みが発生してから1~2日間は激しい痛みがありました。痛み止めを飲んでも効かず、気持ち悪い鈍痛がありました。現在、1ヶ月以上経ちますが歯が浮いたような違和感が続いています。嚢胞がある場所を鼻の下から押すと、じんわり痺れのような痛みがあります。担当の先生から疲れが溜まるとまた激しい痛みを伴うかもしれないと言われました。

 

鼻口蓋管嚢胞の原因

担当の先生の説明によると胎児の時は鼻と口が繋がっていて成長をするにつれ頭蓋骨が固まり、隙間が埋まっていき、この管も塞がっていくとのことです。稀にそれが塞がらず管が残ったままになる人がいるそうです。わたしもそうだろうということでした。鼻口蓋管の残った上皮が嚢胞となり、この嚢胞に細菌が入ることによって化膿してしまうのが原因だということです。CT画像見ながら説明をしてもらいました。

 

嚢胞とは

からだのなかに生じた病的な袋状のものを嚢胞(のうほう)といいます。一般にそのなかには液状の内容物が入っており、ほとんどの嚢胞は、その内側が上皮によって覆われています。口腔外科領域には、顎骨内にできる嚢胞と口腔の軟組織に発生する嚢胞があります。嚢胞はその成り立ちから、歯に関係あるもの(歯原性)と歯に関係ないもの(非歯原性)に分けられます。

出典元:口腔外科相談室 公益社団法人 日本口腔外科学会

 

激しい痛みの原因

現在、痛みはピークアウトしています。

違和感と痺れがある状態です。

激しい痛みは発症した1,2日間だったと思います。

激しい痛みは再発する可能性があるようで「疲労」と「ストレス」が原因だということです。

手術入院までは時間がありますが、この間は痛み止めが処方されています。

新型コロナウイルスが蔓延し、その影響を大きく受ける社会状況の中、皆様におかれましても不安な日々を過ごされていると思います。その状況下、わたしも自分の体のことで不安はありますが、まず自身がストレスを溜めず穏やかな気持ちで、「3つの密」を避け「ソーシャルディスタンス」を維持して、丁寧に走っていきたいと思います。

 

この歳になって入院、全身麻酔、切除手術と全て初めての経験です。

ワクワクした気分で、できるだけ穏やかな気持ちでその日を迎えたいと思います。

 

というのは嘘で、そんなわけないですね。

めちゃくちゃビビってます。

ランナーの端くれとして、ランニング雑誌とランニングの指南書を買い込んで入院したいと思います。

【記事:芋太郎ブログ富土通(フドツウ)】