キロ3分台の領域に下り坂を使って到達!!
10月27日の記録。
そして、今日10月29日の記録。
両日ともたった2㎞しか走っていないが、注目してほしいのは2㎞のタイムだ。
ともに4分台を切っている。
今シーズンはじめてのキロ3分台が出た!
そして、注目してほしくないのが「高度下降」だ。
13mの下降とある。
長さ200m前後の高低差13mの坂というと、それなりに大きな坂だ。
その坂の下りを利用してのタイムであることは注目しないでほしい。
いや、下り坂だってそれなりに走る技術は必要なのだ。
それなりのフォームで走らないと足にダメージが・・・
嘘だ。
たった2㎞程度でそんなことを考える必要もない。
下り坂の勢いを本能のままに走ればフォームはめちゃくちゃでも普通にスピードは乗る。
たった2㎞じゃダメージだってほとんどない。
まあ要はタイムを出すための不正利用だ。
下り坂の不正利用。
世の中に蔓延する不正利用の中でも最も軽微な部類に入ると思うが、不正利用であることは間違いない。
が、人に迷惑をかけるわけじゃないから許してほしい。
一人のスポーツファンとして…
少しまじめな話を書こうと思う。
あんまりこういうことを書くと、このご時世いろいろあるので怖い部分もあるのだが。
またヨーロッパの方ではリスクが大きくなっている。
まだまだ沈静化することはないのであろう。
当たり前の話だが、一番大事なのは人の命である。
そこは私もゆるぎない事実だと感じている。
なので神経質な話というか、正義・不正義の議論をしたいわけではない。
一人のスポーツファンとして、そして、クソみたいなレベルだがランニングをする人間としての気持ちを書いてみたいと。
私程度のレベルでも、一つの目標とする大会がなくなると途端にやる気を失う。
私程度のレベルでも、大会が無くなったことで追い込む力が5分の1くらいになってしまった。
それによって、このブログの更新も昨年に比べるとものすごく少なくなった。
やはりランニングに「賭ける思い」というものが激減したので致し方ないことではあるのであろうが。
しかし、想像するのだ。
自分レベルがこんなに変わってしまうのだから、それこそ上級ランナー、ランニング中毒者の人たちはもっと落胆し、モチベーションを下げてしまったことだろう…と。
いや、もっと上、そう実業団ランナーやプロランナー…いや、マラソンだけに限らない。
多くのスポーツの大会が無くなったことによって、多くの選手たちのモチベーションがものすごく下がってしまったことだろう、と。
「スポーツなんか好きでやってるんだから仕方ないだろ?そんなのどの仕事だって同じだ。」
そういう意見も分かる。きっと正しい意見なのかもしれない。
しかし、正しい正しくないを言いたいわけではないのだ。
私自身、いちスポーツファンとして、選手たちの活躍には励まされ続けてきたのだ。
私自身、どんな素晴らしい映画よりも、スポーツの一瞬の出来事に心を動かされてきたのだ。
川内選手や元中央大の塩谷選手のがむしゃらな走りは今見ても感動する。
自分ももっと頑張らないと、と奮い立たされる。
箱根の山登りで柏原選手に食い下がった猪俣選手の走りからは、勝負の勝ち負けは決して表面的なものでないことを教えてもらった。
いろいろ難しい。命が大事だという意見はまさに正論なのだ。
だが、何とかスポーツのいちファンとしてできる限りの大会を開いてほしいという思いはやはりある。
「そんなことは誰もみんな思ってる。だけど今は我慢の時だろう?」
そうなのだ。
その通りなのだが、「できる限りの対策をして…」という今の各スポーツ業界の努力を、クソレベル市民ランナーの芋太郎は応援せずにはいられない。