姉妹ブログの初期と今
たかだか1年とちょっとのブログ生活で、ブログ論を語っちゃうあたりが痛すぎる芋太郎だが。
この芋ブログ同様、1年ちょっと続けてきている姉妹ブログもわりと尖り調子で進めている。
まあ毒づくというか、何かを叩くというか。
批判してばっかで人間的にどうなんだ?と言われると本当に反省の弁しか出てこない。
しかし、姉妹ブログの初期の記事と今の記事を比べてみる。
やはり初期は尖っていた。
わりとボロクソ書いていたり、際どい情報を出していたり。
これはブログを始めてみると分かるはずだ。
最初は自分のブログを見てくれる人など皆無に近い。
たまにpv数が伸びたと思ったらスパムだったり。
当たり前だ。
グーグルの検索に何のワードでも引っかからない。
プラスしてブログランキングなどにも登録していない。
そしてFacebookをはじめとするSNS活用もしていない。
この状況の生まれたてのブログなど、開設から3か月くらいは本当に人っ子一人、目に触れない。
だからこそ、のびのび書ける。
どうせ誰も見ていない。
やけくそになってメチャクチャ本音をぶちまける。
姉妹ブログの初期はそんな感じだった。
しかし、ブログ活動を続けていくと徐々に人が寄ってきてくれる。
こんなひねくれた人間にも優しい心で近づいて来てくれる奇特な方々というのはいるものだ。
「自分はコレコレこういうモノです。いつも読んでます。応援してます!」
ありがたーい!
とても有難い。
メッセージをくれた人のことを想像する。
あぁ、こういう人なんだろうなぁ~
すると、その人に関わることは批判できなくなる。
あ、こんな記事書いたら、この前メッセージくれた人が傷つくかもしれない…
ファンが一人増えるごとに、書ける領域が一つ縮まっていく感覚。
勘違いしないでほしいのだが、実際の芋太郎は超ビビりだ。
人に嫌われても大丈夫だぜ!
なんて宣言できるほど堂々としていない。
オンランサロンで決定的にまん丸く!
姉妹ブログでは、関連のオンラインサロンを展開している。
ブログのファンにオンラインサロンに入ってもらうという図式だ。
当然、オンラインサロンメンバーには会費をもらっている。
すると、メンバーを批判することはできない。
もちろん、もともと個人攻撃的なことは極力控えてはいるが、メンバーに関連する批判ができなくなってしまうのだ。
ちょっと尖ったことを書こうと考える。
すると、「あ、コレはこの人に関係があるぞ!」と。
何かを叩くような記事を書こうと考える。
すると、「あ、コレはこの人が自分のことだと勘違いしてしまうぞ!」と。
手も足も縮こまって当たり障りない記事が量産されていく。
悪い意味で丸くなってしまうのだ。
そして、ブログの読者に言われる。
「記事が丸くなってつまらない…」
おっしゃる通りで…
尖ったロックバンドがいる。
デビュー当時はセールス関係なしで、尖りまくった曲を書いていた。
じょじょにファンが増え、テレビにもで始め、セールスを気にし始める。
すると、自分が表現したいことよりも、セールスを気にする。ファンの反応を気にする。
途端に魅力のない曲ばかりのアルバムが完成する。
よくある話だ。
姉妹ブログではオンラインサロン開設以降、完璧にその状態に陥ってしまった。
つるつるのまん丸ブロガーに成り下がってしまった。
断っておくが、多少薄くはなっているが、芋太郎の頭はまだ大丈夫なはずだ。
今は捲土重来を期して、一生懸命、牙を磨き直しているところだ。
わりとやり取りを重ねている人達も、必要とあらばツッコんでいこうと。
1年ちょっとの新米ブロガーが偉そうなことを言える立場ではないが、案外ブログをやっている人みんなが通る道なのかもしれない。
今から謝る!お許しを!
では芋ブログはどうなってしまうのか?
仮にSNS目的の遊ランナーが、Facebookでコメントをたくさん送ってきてくれる。
マラソンにお祭り気分の記念参加するような人が「いいね!」をしてくれる。
そんなケースが増えてきたら、芋太郎の牙が抜けてしまうのではないか?
そこは心配しないでもらいたい。
すでに別ブログでの失敗があるから、芋太郎はそこは噛みつく気満々だ。
「芋太郎さん、いつも読んでます。俺は今日、朝ランした後、近くのカフェで仕事してます!朝ランの後って仕事のアイディア、バンバン浮かびますよね!仕事の合間にいつも芋太郎さんのブログを読んでます♪」
とか何とかメッセージをもらったとしても
「それは朝ランとは言わない。ただの朝散歩だ!本当にランなら仕事なんてしてる余裕なし!昼寝をしろ、昼寝を。」
と、返す気満々だ。
芋太郎はサツマイモのイラストをしているが、決して甘くない。
芋太郎は旬がすぎたカツオが賞味期限ぎりぎりになったときのように生臭いエネルギーを放ち続ける。
というわけで、今から謝る。
ブログ読者になってくれた人を含むもろもろをこれからも批判していくだろう。
叩き斬ることもあるだろう。
それでも決して読者をやめることがないように。
生臭い芋太郎のブログだが、今後もどうかご容赦を。