筋肉痛の塗り薬にタイガーバームを使ってみる。
皆さんは筋肉痛の塗り薬をご使用だろうか?
おそらくランニング中毒者の方々は100%何かしらの塗り薬をお持ちのはず。
芋太郎も、もちろんそこは持っている。
家に帰れば分かるのだが、とりあえず仕事場なので適当に言っておく。
おそらくアンメルツヨコヨコだと思う。
塗る量を間違えるとかなりヒリヒリするヤツだ。
ネットで「アンメルツ ひりひり」とやるとヒットするから、芋太郎と同じことを感じている人もいるらしい。
そんなおそらくはアンメルッツァーであろう芋太郎が今回浮気をしてみた。
職場のアルバイトの子がシンガポール旅行で買ってきてくれたタイガーバームを試そうと。
子供のころにタイガーバームを数回使った記憶がある。
かすかな記憶しかないので効いたかどうかは当然覚えていない。
ただ何かずいぶん匂った記憶はある。
今回タイガーバームの記事を書くにあたり、初めて知ったのだが、タイガーバームは4年間日本での発売が中止だったとのこと。
2019年の夏から4年ぶりに販売を再開したと。
ちなみに芋太郎が今回使ったタイガーバームは今年の2月あたりに貰ったものだから、正真正銘シンガポール製だ。
大人しくアンメルツをいつも通り使えばいいのに、よく分からないシンガポール製のタイガーバームを使ってしまうあたり…
ブログ病だ。
ブログの記事ネタになるためだったら珍しいものを試してみよう、と。
タイガーバームの効能の芋太郎的試し方
日曜日のハーフ走の疲れがガンガン残っているので実験としては最適な状態かもしれない。
とりあえず、右半身の筋肉痛、関節痛、肩こりを感じる部分にタイガーバームを塗っていく。
とくに右膝は慢性的に痛みを抱えているので、入念に塗っていく。
要は右半身だけ塗っておけば、タイガーバームの効果が分かりやすいだろうと。
右側だけ筋肉痛が治ったり、肩こりが軽減されればタイガーバーム作戦成功だ。
と、ふとここで違和感。
タイガーバームってこんな色だったっけ?
いや、こんな匂いだったっけ?
芋太郎の中でタイガーバームって白いイメージがあった。
こんな唐辛子をすりつぶした感じの色ではない。
そして匂いだが、もっと普通に何というか…アンメルツ寄りの匂いだったと思うのだ。
芋太郎が今回試したタイガーバームは、とにかくシナモン系の匂いがする。
もちろん、スース―系の匂いもするのだが、なんかお菓子の匂いがするのだ。
正直、体に塗り込むのをちょっと躊躇する。
どうしよう、職場行ったら「なんか変なにおいしない?」とか皆がざわざわしたら…。
と思っていたら妻が部屋のドアを開け。
「何この変なにおい?」と。
あきらめがついたので、右のふくらはぎや肩にもタイガーバームを塗りたくった。
シナモンロールの気持ちが分かったような気がした。
気になる効果は?
まず、アンメルツほどにはヒリヒリしない。
ネタ的に面白くなるように、それこそ何度も重ね塗り下にも関わらず、多少のスース―感でおさまった。
スース―感はそれほどないが、べとべと感はわりと残る。
現在夜の10時前、まだ職場にいるのだが服と接触するとべとべと感は未だに残っている。
あとはばっちりシナモン感も残っている。
では、筋肉痛や肩こりは軽減されたのかどうか。
両肩を上げるとやや塗りたくった右肩の方が凝りが少ない気がする。
ふくらはぎの筋肉痛は塗りたくった右足も感じないが、残念ながら左足の筋肉痛ももはや感じない。
右膝にいたっては、いつも翌日の夜には大体痛みは治まっている。(走ると痛みが生じることもあるが。)
正直、アンメルツを塗ってもこんな感じだったと思うが。
タイガーバームの効能というか、筋肉痛軽減の塗り薬全般の効能って、大体こんなものなのじゃないだろうか。
もし仮に、劇的に効く薬があるのであれば、おそらくその商品が一人勝ちをおさめているだろう。
こんなに世の中にタイガーバームやアンメルツやバンテリンなどなど、塗り薬が氾濫することはないはずなのだ。
ましてや、4年間も販売停止になるわけがない。
タイガーバームの効果に期待をしてしまった人たち、申し訳ない。
現実とは平凡なものだ。
シンガポールでわざわざ買ってきてもらったタイガーバームだが、皆さんの興味を引くような効果は芋太郎の右半身では得られなかった。
効いてるのか効いてないのか全くもって分からない、というのが正直な感想だ。
ただ一つ言えることは、この文字を打っているその瞬間、右肩からシナモンロールの香りがすることだけは間違いない。
タイガーバームのアレコレ
唐辛子色とシナモンの香りにどうしても違和感がぬぐえずにネットで調べてみた。
どうやらタイガーバームには赤、白あるらしい。
まるでポケモンだ。(ポケモンは赤と緑だったか?)
今回芋太郎が試したのは赤。
筋肉痛や関節痛などに聞くとされているタイプ。
そして、白は鼻詰まりなどに利くタイプ。
白タイプの香りはミント系らしい。
コレだったのだ、芋太郎が幼少期に遭遇したタイガーバームは。
確かにタイガーバームを筋肉痛などに使った記憶はない。
寝る前に鼻づまりで苦しい時に使った記憶がほんのり蘇ってきた。
今回、芋太郎はタイガーバームを使用してみて、この香りとこのべとべと感が性に合っていない。
効くかどうかは別として、おそらく芋太郎はアンメルッツァーのまま生きていくだろう。