ヴェイパーフライNEXT%を55km使用した感想と走り方(ハーフ90分切りレベル)

ハーフ90分切りレベルのランナーが使用した結果

現在のわたしのハーフの走力は90分切りよりやや速いレベルです。

しかし練習をしないと、すぐに90分切りはできなくなるアラフォーランナーです。

ちなみにわたしの距離別の自己ベストは以下です。

わたしくらいの走力のランナーが「ヴェイパーフライNEXT%」(以下適時VFN%)を55km使用した時点での感想についてお知らせしたいと思います。

5kmのタイムトライアルを1回。

ハーフのレースを2回走りました。

あとは購入した直後に短い距離の試走とレース前後のジョグです。

合わせて55km走りました。

 

走行結果

5㎞ キロ3分53秒

ハーフ キロ4分11秒

ハーフ キロ4分9秒

※上記タイムはいずれも手元のGPS計測(秒以下は四捨五入)。ハーフは21.1㎞地点までをキロ換算。

 

感想

結論から言うと、これまで使用したランニングシューズの中で最も良いです。軽量でクッション性が高い。それに加えて「小指球から母指球への重心移動の誘導」があり、前方方向への推進力があります。

これは巷で注目されている反発力より、革新的なことでわたし自身は一番の驚きでした。

レース前にフォームを確認しながら、ジョグ、フローをする時に驚くほど感じられます。前へ前へ、進んでいく感じを確認できるのです。

これまでレースシューズで愛用していたアディダスの匠練シリーズ(特にブーストなし)は反発力も高く、スピードを生んでいました。(実際、ハーフの自己ベストは匠練のブーストなしで出しています。)

その反面、ソールが硬くレース後の脚のダメージは大きかったのです。わたしの場合「諸刃の剣」といったレースシューズでした。それに比べヴェイパーフライNEXT%」はレース後の脚のダメージが少ない。これも非常に良いところです。

 

ヴェイパーフライNEXT%の走り方

ヴェイパーフライNEXT%の走り方は「みやすのんき」さんの著書「アルティメットフォアフット走法」を教科書にさせて頂いています。

ちなみにわたしはヴェイパーフライNEXT%の廉価版ズームフライ3とその前身のズームフライニットを合わせて1,500㎞以上(うちズームフライニット1,300㎞以上)走行してから、VFN%を使用しています。なのでVFN%への移行はスムーズだったと思います。

わたしのVFN%の走り方は現在以下を意識しています。

・着地は重心の真下

・小指球から母指球への重心移動(実際は小指球で接地すれば、自然と母指球へ移動されます)

・脛の前傾

・地面を蹴らない(接地したら、地面を蹴らないでそのまま斜め上に脚を運ぶイメージ)

・胸を前へ、腰を前へ出す

・股関節で走る(疲労してきたら、特に意識)

以上をここ2回のハーフでは余裕もあり、かなり意識して走ることが出来ました。

ひとつの要因としてその結果、4年ぶりにハーフを1時間27分台で走ることにつながりました。

もちろんVFN%を履いただけでは結果は出ません。

レース当日の条件やレースに向けての練習内容や過程も影響しています。

 

「ナイキズームXヴェイパーフライNEXT%」はわたし史上最高のレースシューズであることを結論と致します。

 

【記事:芋太郎ブログ富土通(フドツウ)】