コロナワクチン接種の副作用 医師にも慎重派がいる

COVID-19(新型コロナウイルス)ワクチンについて、趣味仲間の医師の方に取材をさせて頂きましたので、その模様を記事にさせて頂きました。

 Q.メディアでは短期的な副作用のみが報道されているように思えます。副作用は大したことがないと盲目的になっているように感じます。先生はどうお考えでしょうか?

 

→ワクチンが懐疑的な理由を一言で言えば…
「中・長期的な副反応の不安」

新しい機序のワクチン・遺伝子ワクチンの将来、これは、誰も分からないですから。

いろいろ調べていらっしゃると思いますが、ADE 抗体依存性感染増強も、中・長期的に重大な副反応を引き起こす事があるかもしれません。ないとは、完全に否定できないです。

報道では、副反応の話はあまり出ません。しかも、直ぐに出てくる副反応の話ばかりで、何ヵ月後、何年後の話は皆無。

 ちなみに、すぐ出る副反応について。

先日まで僕の周りの接種した人でも、軽い発熱、頭痛くらいの副反応のみでした。

ただ、産業医仲間の先生のお父様(年は80前後かと)が命に別状はないものの非細菌性(ウイルス性)の脳炎になったとの報告がありました。1回目接種の1週間後の発症で、現在入院中との事。

コロナウイルスに対する抗体を作る際に他のウイルスや細菌などのコロナ以外の感染症に弱くなったと考えられます。事実、帯状疱疹(ヘルペスウイルス感染時の症状です)が出ていたと。

 数は少ないですが、よく言われる血栓以外にも危篤な副反応は、あることが分かります。

因果関係は、ある事もない事も証明はできません。

そういえば、接種後にくも膜下出血で亡くなった26歳の女性の看護師さんがいましたねあれも血栓がくも膜下に出来たから出血にいたった可能性もあります。

 

Q.ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、JJなど、日本では承認がされていないワクチンもありますが、先生がワクチン接種をされるのならどれですか?

 

→そもそも…

DNA →m-RNA →(t-RNA →)タンパク質となる訳ですから、そりゃ、タンパク質によるワクチンの方が、より安全だと思っています。今までの経験的にも、理論的にも安全かと。

B型肝炎ワクチンは、タンパク質のワクチンだったと認識しています。

年明けには、海外製薬会社(国内ではタケダが担当)と塩野義製薬から、タンパク質によるワクチンが承認されるという話を聞いています。ワクチン接種するなら、それかな?と思っています。DNA ワクチン(アストラゼネカ)は、個人的には論外だと思っています。

 

Q.ワクチン慎重派や打ちたくない人に対してのハラスメントや差別が出てきていますが、そのあたりはどう感じていらっしゃいますか?

 

→僕は、「反ワクチン」ではないです。

接種でメリットが多い方もいますし、副反応は気にならない方は接種すべきという考えです。むしろ「どんどん接種して皆で集団免疫を作って下さい。僕は打たないけど…」と我が儘な考えです。

まじめに話すと、メリット(ベネフィット)とリスクをよく天秤にかけ、100%納得した方が接種する。個人が決めるべきであり、絶対に強制や同調圧力があっては、ならないと思っています。

「みんな、打ってるから」いかにも日本人らしいですが、今回ばかりは、この発想が一番よくないと思います。

 

Q.先生のお話を聞くと、ワクチンの中長期的なリスクに対しても報道してもらいたいと感じますが?

 

→トップもきっと、副反応をきちんと言わないし、医療業界って、そういう世界なんだと思います。コロナ禍以前、製薬会社主催の講演会、新薬の(宣伝?)講演会を頼まれる事がちょいちょいありました。効果は大々的に話しますが、副作用は軽く触れるか触れないかで終わり…。僕のような場末の臨床医ですら、こうですし医療業界ではよくある話です。

国が絡んでいますから、そりゃ、副反応なんて出てきませんよ…

あと、医療従事者のほとんどが、ワクチン接種をしているという報道もありました。

予定数を超えたので、百数%とか。医療従事者のほとんどが接種したのは、ウソ!見た目の数字、数字のマジックだろって、思います。僕の周りでは、同じ考えの先生で、接種していない方も多いです。

 

取材後期

ワクチン接種する人、しない人、この記事を読んで頂いた方の考えるきっかけになればと快く取材を受けてくださり有り難う御座いました。

ワクチンについて医師の立場で、赤裸々にお話をして頂き心より感謝申し上げます。

趣味の場で、またお会いできるのを楽しみにしております。

 

【記事:芋太郎ブログ富土通(フドツウ)】