正確に言うと29,091円だが。
楽天で買った。
1,000円くらい鯖読んでもいいだろう。
ガーミンのForeAthlete 55というヤツだ。
ずっと使って来たガーミンのForeAthlete220Jというのがこんな状況になってしまった。
この写真を見ただけで「な~るほど!」と思った人は、ForeAthlete 220Jを作った人くらいだろう。
症状を説明しよう。
充電するときに時計を充電器にグッと押し付けないと接続しなくなった。
ただ、指でずっとグッと押し続けている訳にも行かない。
芋太郎だって仕事もあれば、トイレにも行かなければいけない。
もちろん、家事だって多少はこなす。
たとえば洗濯物がたまっていたとして、妻に「洗濯物、やってくれる?」とお願いされたとして。
「いやいやいや、ガーミンのForeAthlete 220Jをグッと充電器に押し付けてないといけないからできないよ。」と言ってみたとして。
とても希望のある未来が待っているとは思えない。
下手をすれば私の顔が床に押し付けられる可能性だってある。
ということで、輪ゴムで押さえつけてみた。
押さえつけてみたところ、充電できたりできなかったり。
充電できる塩梅になるまで輪ゴムの巻き位置を微妙にずらしたり。
そんなことをやって、やっとこさ充電が完了する毎日。
かなり長い間使って来た時計なので充電力もだいぶ弱くなっていた。
毎日充電しないと直ぐに『電圧低下』が出て切れてしまう危険性もある。
で、実際に9月24日(土)は『電圧低下』によって最初の2㎞で時計の電気が切れた。
どうやらちゃんと充電できてなかったらしい。
せっかく21㎞走ったのに…
これでは「本当は21㎞走ってないんじゃないの~?それかタイムが超遅くて恥ずかしいからわざと充電しなかったんじゃないの~?」とか、思われそうである。
「いやいやいや、ちゃんと走ったから!で、大体キロ5分くらいのペースでは走ったから!最初の2㎞計測でキロ4分50秒とかだったから、ちょっと遅くみてもキロ5分ペースは保たれてたはず。ラスト3㎞はちょっとペースアップする余裕もあったし。ホントだから、これ!」
必死に抗弁するしかない状況だ。
もうこんな他人様に疑われるような人生は歩みたくない。
ということで意を決して時計を買うことにした。
買うことにしてガーミンの公式サイトを見てびっくりした。
どれも高いじゃないか…
高い時計は驚異の70,000円とか80,000円とか。
安くても25,000円とか。
今年はシューズも買わないといけない。
厚底にすればそれこそ25,000円越えだ。
我が相棒、ターサージールの後継、ターサーエッジを選択しても15,000円を超えるという。
仮に、許されるなら…の場合だが、2つ買ったとしたらシューズだけで40,000円越えだ。
できることなら少しでも安く時計を買おうと、ガーミン公式サイトから離れ楽天市場に移った。
案外、楽天よりもガーミン公式サイトの方が安かったりするものが多い。
その中で楽天の方が安かったのがForeAthlete 55だった。
ガーミン公式で32,000円のところ楽天で29,091円。
ForeAthlete 55だが、この値段でなんとエントリーモデルだとか。
エントリーモデルというのは「低価格で初心者向け」という意味だと芋太郎は解釈している。
「低価格で初心者向け」で30,000円弱⁉
いつからランニングも高くつく趣味になったものだろうか…
思わず遠い空を見てしまう。
違うか、今はランニング初期の人たちはみんなスマホを持って走っている。
ダイエットランナーや健康診断対策ランナーや運動会の準備パパランナーなどは、スマホのランニングアプリを使っているのだ。
エントリーモデルといいながら、すでにこんな時計を買う人はちょっとランニング中毒症状に罹ってるんじゃないか…、などと思う。
それにしても、新しい時計はスゴイ。
心拍数が測れるようになっている。
ただ、心拍数を管理しながらトレーニングするほど芋太郎は中毒者ではない。
なので心拍数に関してはあまり役に立ちそうにない。
次にスマホと連動して通知が来る機能が付いている。
スマホに届く「ケン〇ッキーのとりの日パック発売!」みたいな通知が連動して、ガーミンの時計にも来るわけだ。
が、トレーニングの最中に通知をもらっても何もできない。
芋太郎は常時この時計を身に付けている訳でもないから、この通知機能も私にはあまり役に立ちそうにない。
驚いたことにコーチ機能というのがあって、現在の走力や目標を入力すると、自分の選んだコーチがトレーニングプランを立ててくれる。
一応使ってみたが、私の選んだJeffコーチが早速9月28日(水)にワークアウトを設定したようだ。
が、午前10時の時点で「詳細情報は随時お伝えします。」となっている。
ちなみにすでに28日のトレーニングは終わっている。
Jeffコーチが特別のんびりなのか、それともガーミンのコーチ機能はこんなものなのか、とりあえず私にはあまり役に立ちそうにない。
他にも緊急連絡先を登録して非常時に連絡を入れるなど、かなり機能が多い。
が、正直、ほとんど使いこなせないような気がする。
芋太郎レベルだとGPSがついててラップを計ってくれたり、走った内容を記録に取ってくれたり、そのくらいで十分なのだ。
むしろ、機能はガッツリ削っていいから、バッテリー寿命とか耐水性とかを上げて欲しい。
あとは価格を下げて欲しい。
少し長い記事になってしまったが、9月は28日までで走破距離は280㎞。
目指す月間300㎞が目前に迫ってきた。