ダメな社長の13の特徴を自ら語るダメ社長の芋太郎

芋太郎は明らかにダメな社長の予備軍である。

芋太郎はコレでいちおう経営者である。

社長、なんて恥ずかしくて名乗れないくらい零細企業ではあるが。

そして芋太郎は間違いなくダメな社長の予備軍である。

いや、むしろちょっと前までは完璧にダメな社長であったが、どうにかこうにか予備軍くらいのところまでは浮上してきたか?くらいである。

なぜダメな社長なのか?

まず売上だ。

創業から10年そこそこやってきて、いまだに年商3000万円もいかない。

センスがない。

努力も足りない。

そして従業員だ。

とくに正社員。

いままで正社員を3名しか雇えていない実績もしょぼすぎるが、そのうち2名がたった1年で辞めている。

魅力がない。

残り1人はどうにかこうにか5年以上頑張ってくれているが、本当に我慢して理解してもらって今に至る。

彼も何度かは「辞める」という事態に陥り、それでも懇願して今の今まで何とか残ってもらっている。

経営的なセンスもなければ、努力もしないし、人を引っ張っていく魅力もない。

そんな100%ダメな社長確定の芋太郎が、なぜに「予備軍」とギリギリと強がっていられるか。

それは零細中の零細でありながら、何とか赤字経営にならずに済んでいるから。

何とか借入金なしで経営しているからである。

その部分だけでも評価してほしい。

ダメな社長ギリギリのラインにいるからこそ分かる、本当のダメ社長の特徴。

きっと本当のダメ社長になったら、もはや自分を見失って分からないと思うのだ。

バリバリの凄腕社長は世界が違い過ぎて逆に分からないだろうし。

ダメな社長がダメな社長の特徴を語る。

芋太郎が自らを振り返り、ダメな社長の13の特徴をあげてみる。

狙ったわけではないが不吉な数字となった。

間違っても「あれ?これ、ランニングブログだよね?」とは思わないこと。

にわかランナーのド直球のランニングネタなど、1カ月もすれば枯渇するのだ。

社員のミスを事細かに叱る

まさに正社員の二名が辞め、そして三人目からも辞めると言われたときの芋太郎がコレだった。

掃除の仕方、挨拶の仕方、お客様との話し方。

表情、目線、話す言葉尻一つ。

全てに事細かく注意を入れた。

そして、叱った。

いや、叱るという表現はいけない。

怒る、だ。

社員のことなど考えていない。

ただ気に入らないからストレスをぶつけていただけなのだ。

最悪だ。

口では言うのだ、こういう芋社長は。

「君、それじゃ成長できないよ!どこに行っても通用しないよ!」などと。

あたかも相手のことを考えてる風な言葉をぶつけるのだ。

卑怯だ。

ウソつきだ。

本当は自分が気に入らないだけ。自分の思い通りに動いてほしいだけ。

成長なんて願っていない。

他で通用するかしないかなんて全く考えていない。

社員をバカにしている

さっきの話に重なるが、社員をバカにしている。

完璧に低くみている。

人間的に格下だと考えている。

だから、口を開く前から言うことが決まっているのだ。

俺が教えてやろう。

俺が直してやろう。

相手の意見など聞く由もない。

まるで保護者気取りだ。

「自分の意見もたまには言いなよ。」

なんて言いながら、社員が勇気を振り絞っていってくれた言葉を事も無げに一蹴する。

人間的に格下?

どっちがだ?という話。

このころの私は基本的に社員の人間性からバカにしているクソ社長だったので、誰の意見にも耳を貸さなかった。

その人の話の内容など関係ないのだ。

格下の人間から出る言葉なんてどうせ大したことない。

一事が万事コレである。

今更ながら思う。

よく2名とも1年間も耐えてくれた。

そしてもう1名はもう5年以上も続けてくれている。

どれだけ感謝しても足りないくらいだ。

経費で何でも買いたがる

コレは実際にはやらずに済んでいる。

芋太郎のビビりな根性がこれについては吉と出た。

でも、欲望は常にある。

周りの話を聞いていると、本当に何でも経費計上できるんじゃないかと思ってしまう。

でも、税務調査が怖い。

だから芋太郎は明らかにおかしい経費申請はしない、というより怖くてできない。

詳しくは言えないが、近くの家族経営の不動産屋は何台も車を持っている。

それこそ毎年新しい車が現れる。

知らないぞ?あの車たちが経費から出ているかどうかなんて。

でも、あんなにも何台も自分の金から買えるものなのか…疑問ではある。

会社の財務状況が分かってない

ここは大いに反省しなければいけない点なのだ。

芋太郎は会社の詳しい財務状況を知らない。

もちろん、毎月のおおよその売り上げや支出は分かっている。

銀行通帳にいくらあるかも分かっているし、税金をどのくらい払わなければいけないかも分かっている。

しかし、そんな程度だ。

「この感じなら赤字にはならないな。このくらいはお金が貯まるな。」

このくらいでしか分かってない。

無責任と言われれば仕方がない。

しかし、いかんせん芋太郎は数字が嫌いだ。

やれ人件費が平均より高いだの、やれ何月は売上高が落ちてるだの、そんなことを言われたって困る。

別に無駄遣いしているわけでなし、売り上げが低いからと言ってウルトラCを思いつく経営センスがあるわけでなし。

地道に真摯に頑張る以外にあり得ないのだ。

それならば色々下手に分析して、数字が悪いからってモヤモヤ悩む方が時間も精神ももったいない。

ある程度大丈夫なら大丈夫なのだ。

苦手なものに思い悩むよりも、得意な仕事に打ち込む方が効率がいい。

などと無責任に言い訳をしている。

給料をケチる

今でもこの欲望との戦いである。

芋太郎は器が小さい。

できれば給料もケチりたい。

当たり前だが、その方が利益が増える。

自分の役員報酬だって増やせる。

そんな芋太郎だが、何とかギリギリのところで給料をケチらないで済んでいる。

いや、スタッフたちからすればそれでも足りないと思うのかもしれないが。

なぜ芋太郎が給料をケチらないで済んでいるのか?

コレをやったら終わりだからだ。

経営センスもない、努力も足りない、人間的魅力もない…。

こんな経営者が会社を存続させるにはどうしたらいいのか?

社員の力を借りるしかない。

だったらできる限り給料で答えるしかないのではないか。

本当にダメな社長ではあるが、その思いから何とかここは踏みとどまっている。

出勤が理由なく遅い

以前の芋太郎がそうだった。

まさに社長出勤というヤツだ。

掃除くらいお前らがしておけ。

俺は掃除なんかする暇がねぇ、という思想だ。

むちゃくちゃだ。

じゃあ何でそんなに出勤が遅いのか?

何にもしていない。

ただぼんやりテレビを見ていたり、ネットを見ていたり。

社員からすれば「ふざけるな」という話だ。

今はずいぶんと反省している。

理由なしに遅れて出勤することはない。

今の方が仕事もプライベートも忙しいのに、以前より早く出勤していたりするのだ。

やはり、少し前の芋太郎はダメな社長の典型だったのであろう。

退社が理由なく遅い

出社も遅ければ退社も遅い。

コレは一見、夜遅くまで仕事を…、なんて誤解を受けるかもしれない。

いや、自分自身は平気で言うのだ。

「仕事たくさんあるから帰れないよなぁ~」と。

そりゃ当たり前だ。

昼間に仕事をタラタラやってるからだ。

ふんぞり返って効率の悪い仕事をやってるからだ。

たくさん仕事があるわけじゃない。

昼に仕事をやってないから夜までたまっているのだ。

理由なく退社が遅い以前の芋太郎のような社長を持った部下たちは気の毒だ。

早く帰るとイヤな顔をされる。

口では言わないかもしれないが、顔が物語る。

「おいおいおい、社長が遅くまで働いているのにお前らは帰るのかよ~」

こういう社長は般若の面でいいから、お面をつけて仕事をするべきだ。

理由なくサッサと帰ってしまう社長の方がまだマシだ。

その方が社員たちも気兼ねなく帰ることができる。

今の芋太郎は営業時間終了とともに、社員と一緒にすぐに帰る。

理由なく休まない

仕事大好きのスーパー経営者だったらいい。

そういう人は休みなしで働いてもストレスがたまらない。モチベーションが下がらない。

でも、芋太郎のような貧弱経営者だとすぐに「自分はこんなに頑張ってるのにぃ~」とイライラする。

そしてそのイライラをスタッフたちにぶつける。

しまいには「仕事がこんだけあるんだから、休んでなんかいられないぞ?」と、意味不明な要求を押し通そうとする。

こういう芋野郎の捨て台詞は「どの業界だって余裕ないんだから。現実は厳しいんだよ?」だ。

オマエはいつからどの業界をも代表する経営者になった?

オマエが知っている現実は、しょせんは芋レベルの自己満経営者のしょぼい枠の中だけだろう?

今は芋太郎は可能な限り休む。

自分が休んでいる以上は、スタッフたちにはそれ以上の休みを与えなければならないのだ。

自分自身を売らない

会社の顔は社長だ。

その社長がホームページにもチラシにも顔を出さない。

なぜか?

覚悟がないからだ。

会社とともに死に、会社とともに生きる覚悟がまるでない。

当時の芋太郎はそうだった。

こんな無責任な社長の会社が流行るわけがない。

今でも零細なのは変わりないが、少し前の芋太郎の会社はソレはソレは大層な貧乏会社だった。

顔バレ、身バレしたら嫌だな。お客さんとプライベートのときに出くわしたら嫌だな。

何という大甘社長であろうか。

こんな無責任な社長がいる会社の商品など誰も買いたくなかったことだろう。

外に出ない

自分とは違う考えの人。

自分よりもレベルが高い人。

とにかくそういう人に出会って、何かを批判されたり、指摘されたりすることを怖がっている。

もしくは恥ずかしがっている。

不要に臆病で、過度に羞恥心を持っている。

つまらないプライドだ。

以前の芋太郎は全く外に出ようとしなかった。

一年中、自分の城の中で裸の王様よろしく、ぬくぬくと威張り腐って過ごしていた。

新しい交友関係も求めずに、未知のことへの挑戦もせずに、イエスマンで周りを固めて粋がっていた。

まあ、そのうちイエスマンを演じてくれていた人たちも離れていくわけだが。

いつまでも自分の都合の良い人間だけで、自分の生活範囲を固めていれば当たり前だが成長しない。

成長しない社長なんて芋過ぎて使えない。

5年前も、3年前も、1年前も、そして今も言うことが変わってないなんて芋過ぎる。

この1年ちょっとで環境が大きく変わったからこそ、以前の芋レベルの自分の情けなさが本当に際立っている。

ダサい

芋太郎はセンスがない。

それは服のセンス然りだ。

センスがないのにケチである。

センスのない人間が金を使わないとどうなるか。

致命的にダサくなる。

以前の芋太郎は平気でダボダボのパンツをはいていたりした。

仕事着でも妙に赤みがかったクリーム色のダボダボパンツとか。

今もクローゼットの奥にしまってあると思うが、見たら超絶にダサくて鳥肌が立つかもしれない。

靴もバッグも服もすべて安物。

仕事に投資できない人間の典型だ。

仕事に投資できない社長なんて恥ずかしすぎるのに。

ダサい社長に憧れる社員はいない。

外食ばかりする

外に出なかった芋太郎はコレは該当していない。

だが欲望はあった。

外食して領収書もらって何とやら。

そういう憧れみたいなのはあった。

自分の食費を経費で落としまくる。

間違っている。

会社の金は会社の全員で稼いだ金だ。

当然、社員たちも一緒に連れていくというなら分かる。

でも、自分と自分の家族のための食事を平気で経費で落とす。

それを憧れていた芋太郎が言えた立場じゃないが、ダメ社長間違いなしであろう。

社長の権利の濫用だ。

不健康である

最後はランニングと関わる。

不健康ばんざいの社長はダメである。

とくに芋太郎のように社長でありながらバリバリのプレイヤーとしても働かなければいけない零細レベルで、健康に気遣えない社長はダメである。

独身のころの芋太郎は、社長でありながら(当時は自営業なので社長とは言わないと思うが)酒は好きなだけ飲む、平気で夜更かしはする、好きな時に好きなだけお菓子を食べる、不健康極まりなかった。

さらにランニングを始める前なんて、一切運動をしなかった。

仕事に対する責任感がまるでない。

自分が倒れたらどうするのだ?

インフルエンザに罹って仕事場をしめてお客様を困らせたこともあった。

最近は9月~11月のランニングのおかげか、めっきり風邪もインフルエンザもかからなくなった。

ランニングが健康に良いとは一概には言えないが。

社長は社内のだれよりも健康で元気でなければいけないのだ。

まとめ

まず謝りたい。

自分がまだまだダメ社長の域から脱していないのに、偉そうに語ってしまったこと。

そして、コレは勘違いしてもらっては困るのだが、「そーだ、そーだ芋太郎の言うとおりだ!ウチの社長はダメな社長だ、皆で倒すぞー!」とか、反乱を起こすきっかけにしてもらっては困る。

あとは絶滅危惧種レベルで純真無垢な素直な人がいて「私も同じ社長として、芋太郎さんが言うような部分が思い当たる。なんと恥ずかしいことだ!」とか言って、深く反省してもらっても困る。

これは日記のようなものだ。

いや、日記というよりかは随筆だ。

自分の思いを恥ずかしげもなく語っただけ。

一般論でも何でもない。

一番困るのが「開業したら芋太郎が言ってたことを胸に、社長として頑張るぞ!」とか、志高い人が真面目に取り合っちゃうことだ。

それだけは本当に辞めて欲しい。

世の中、もっと立派な人がたくさんいるのだから。

世間を知らなすぎるぞ?

まあ何にしても、ダメな社長の下でも今日も真面目に働いて、なおかつ、厳しいトレーニングを自らに課しているランニング中毒者がいると思うと頭が下がる。

そういう人はぜひ芋太郎の会社に来たらいい。

芋社長は、ランナーには優しい。

給料は少ないだろうけど。