久々にランニングの指南書もしくは指導書的な本を購入した。
「みやすのんき」さんの「アルティメットフォアフット走法」という本である。
前足部着地の大考察と習得法!
市民ランナーへの高い実用性!
噂のナイキ厚底シューズの注目徹底分析も!
本の帯の効果はすごいっ!
帯を見て、迷うことなくネットでポチッと。
非常に興味深く、面白かった。
購入して2日で読み終わってしまった。
これまで数々のランニングの指南書的なものを読んできた。(下写真)
それらの指南書とは一線を画したものであった。
科学的で理論的、そして漫画家さんならではのイラストが入っており、非常にわかりやすかった。
ランニングの指南書は感覚的な表現も多く、人によっては理解できなかったりする場合が多い。
しかし、この本は違う。
まさに、「フォアフット走法の教科書」。
ナイキの「ヴェイパーフライの参考書」といった感じである。
「みやすのんき」さんが自ら被験者となってフォアフット走法に取り組み、その結果をまとめた、まさに研究論文といった著書である。
フォアフット走法に興味がある方には、とても興味深く、面白い内容になっているので是非おすすめしたい。
「みやすのんき」さんのランニング本は、他にもあるのは以前から知っていたが、今回はじめて購入した。他の本も是非、読んでみたいを思った。
印象に残ったところ。
・骨盤の位置を固定して進行方向に、水平移動する意識で走る。
的なことが書いてあった。それに着地の位置は重心の真下を意識する。脛を後傾させない。更にタッピングしない。
これを実際にやってみると、脚が前で高回転する感覚が確かに得られた。こんな感覚ははじめてだった。
これに脱力を意識して、楽な走り方を追求していこうと思う。
(理解が間違っていたら、御免なさい。)
・着地は面で捉えるのではなく、点で捉える。
「小指球で着地して、母指球に抜ける感覚」というのは、以前から意識していた。より着地を鋭くピンポイントで捉えることが重要であるとのこと。
(理解が間違っていたら、御免なさい。)
・キプチョゲ選手の練習メニュー
世界記録保持者のキプチョゲ選手の練習メニューは非常に興味深いものでした。(いきなり丁寧語)
キプチョゲ選手の世界記録のペースはキロ2分53秒
それに対してインターバルは1㎞以下の距離で
キロ2分45秒~2分55秒程度なのです。
レースペースに対してめちゃくちゃ速いペースでは走っていません。
更に、長い距離のペース走もレースペースより20~30秒遅いのです。
以上、3つだけ印象に残ったところをご紹介させて頂いた。
前述したように、フォアフット走法に興味がある方には、とても興味深く、面白い内容になっているので是非おすすめしたい。
読む価値あり、である。
今日の練習
今日は休足日。
➀さいたま国際マラソン(42,6㎞)
+②中5日で22㎞走 AVG.キロ5分49秒(間、刺激走13-15㎞ 4’16”-3’55”)
+③着地改造
この合わせ技で、ふくらはぎが悲鳴をあげてしまった。
特に左脚。
ヒラメ筋にけっこうな痛みがあり、おそらく腓骨にも痛みがある。
前外側シンスプリント、足底腱膜炎もあるかもしれない。
ちょっと、まともには走れない。
油断してしまった。
3日間は休む。
【記事:芋太郎ブログ富土通(フドツウ)】