短くて遅いインターバル走の練習方法

短くて遅いインターバル走について

昨年の12月開催のさいたま国際マラソン後、週2回のポイント練習をすると疲労が溜まり過ぎてしまう状況です。

血栓性外痔核という強烈な痔に2回もなってしまいました。

よって、最近は以前より強度を落として、ポイント練習をおこなうことを意識するようになりました。

ちなみに、わたしは今年40歳になるアラフォーランナーです。

「みやすのんき」さんの著書「アルティメットフォアフット走法」の中で書かれている短くて遅いインターバルを導入してみたいと思っていました。

マラソンの世界記録保持者エリウド・キプチョゲ選手のインターバル走は距離が短くて、遅いペースのインターバル走なのです。

キプチョゲ選手の世界記録時の走行ラップを平均するとキロ2分53秒になります。

それに対してインターバル走のスピードはキロ2分45秒~2分55秒と速くても乳酸閾値を改善する閾値走(Tペース走)くらいだと書かれています。

この事実をアレンジした内容が著書「アルティメットフォアフット走法」で紹介されています。

 

インターバル走練習方法(出典元:著書「アルティメットフォアフット走法)」

サブ3、サブ3.5、サブ4を目標とした設定について抜粋して紹介させて頂きます。

目標タイムはそれぞれ閾値ペース(Tペース)なっています。

サブ3の場合

Mペース キロ4分16秒 Tペース キロ4分00秒

200mの目標タイム 48秒 (レスト1分) ×20~30本

400mの目標タイム 96秒 (レスト1分30秒) ×15~20本

 

サブ3.5の場合

Mペース キロ4分59秒 Tペース キロ4分41秒

200mの目標タイム 55秒 (レスト1分) ×20~30本

400mの目標タイム 110秒 (レスト1分30秒) ×15~20本

 

サブ4の場合

Mペース キロ5分41秒 Tペース キロ5分19秒

200mの目標タイム 62秒 (レスト1分) ×20~30本

400mの目標タイム 124秒 (レスト1分30秒) ×15~20本

 

本日のわたしのインターバル走

本日の練習で短くて遅いインターバル走をやってみました。

わたしの最大目標はVDOT指標でいうと54のハーフマラソンのタイムです。

つまりハーフ86分切りです。

それをもとに設定を決めました。

 

本日の練習設定

Tペース キロ4分02秒

200mの目標タイム 48秒 (レスト30秒) ×10本

昼休みの限られた時間でおこなったので、レストは短く本数は10本にしました。

 

本日の練習結果

結果12本(レスト30秒)やりました。

慣れていないので、ペースは速くなってしまいました。

半分の本数はキロ3分40秒(うち1本は3分25秒)でした。

わたしの場合、このペースだと1㎞×5本のインターバル走になります。

よって、もっとリラックスして閾値走のペースまで落とすのが理想です。

短い距離を閾値走のペースでおこなうので、負荷も低いし精神的には非常に楽だと思います。

これが走力向上につながるか分かりませんが、適時練習に入れていきたいと思います。

 

【記事:芋太郎ブログ富土通(フドツウ)】